自分の中にある
これが愛でしょう
これが優しさでしょう
これが妻（夫）のやるべきことでしょう
これが上司（部下）のやるべきことでしょう
を相手のために必死にやると、
ガンバり損という結果になる。
女性が、「これがいい女ってものでしょう！」
をガンバってやっても、
パートナーの男性が「別にそんなところをいい女とは思わないよ」
という価値観だったなら、
そのパートナーにとっては別にいい女には映らないのです。
自分の理想の女性像に近づくことと、
目の前の男性が尊敬や感謝やメロメロするかどうかは
まったく別のこと。
自分がしてることを
社会にシェアしたいのか、親に見てほしいのか、
目の前のパートナーと味わいたいのか、
自己満足でいいのか、
考えてみよう。
パートナーシップを楽しむなら、
理想の自分になることは
個人の目標としてやっておいて、
目の前の相手が
何を喜ぶのかを聞いて、
それをしてみて。
人間関係って、自分だけでもない、相手だけでもない
人と人との間に作るもの。
むしろ、個人の理想を突き詰めるほど、
もし相手がそれを望んでいなければ
気持ちは離れていってしまうかも
なんだよね。
この人、自分のことしかしないな、って。
テレビや映画や友達や先輩で
素敵だなぁと思った人がいたとして、
そうなる自分を楽しむことと、
目の前のパートナーが
「あなたといて幸せだ」と感じることは別。
相手がどんなことに幸せを感じるのか
あなたのどこを魅力と感じているのか
そこはちゃんと聞いておこう。
たいていが、何の努力もいらない
ふとやってしまうことや
ふと出てしまう言葉やしぐさを
素敵だなぁって思ってるものなのです。
もう素敵だなぁと思われているのに、
何もガンバって付け足す必要はない。
しっかり愛されてることを感じて
とっとと満たされちゃおう。
すると、相手が自分に望んでいることを
聞いてみようという余裕が生まれます。
それを聞いて、自分がしたいことだけしてみて。
職場でも同じ。
仕事でガンバり過ぎてる場合や
上司とうまくいってない場合、
上司が自分に何を望んでいるのか
自分は知らないんだろうという視点で見てください。
自分の理想とする社会人になろうと
ガンバってないか。
自分の役割はこうだろうと、
自分だけで決めてないか。
それは、その組織のその上司にとって
望んでいる姿なのかチェキラしてみてください。
ちゃんと聞くってことね。
相手が望む人間になんか、なるもんか
と思うなら、それは貫いてもいい。
それでうまくいく人もいる。
でももし
その家族、その組織で幸せにやりたいのに
なんかスネてるな、素直じゃないな、って
自覚があるなら、
目の前の相手が望んでいることを
よーく聞いてみることです。
自分が
目の前の相手に不満があるときも、
自分の望んでいることを
相手がしてくれないから不満じゃないですか。
そもそも自分がスネちゃったのって、
「あの人がこうしてくれなかったから」でしょう？
それほど、人は勝手に人に期待するのよね。
先に、自分が
相手の望んでることを叶えてみて。
「あんなわからずやに何かしてやるなんて無理」
「先にあっちがやらないならこっちもやらない」
って、ずっとスネるのもありだけど。
それに飽きたら、
先に出してみよう。
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