今やってることをうまくやるコツは、
今やってること以外を考えないこと。
・人にどう思われるか
・うまくいったら誰がどうホメてくれるか
・うまくいかなかったら誰になんて言われるか
そんなことに一切エネルギーを使わず、
今、目の前のことをやる。
仕事をするにも、
どう評価されるか、
この仕事ぶりを見られたらなんて言われるかを気にしてると、
緊張するよね。
そして、グッタリ疲れるよね。
人の目を気にして仕事してると
そこにエネルギーをダダ漏れさせてしまうから疲れるのです。
思い返してみて。
今日、仕事中、目の前のこと以外に
どんなことを考えたり、感じたりしてたか。
・あの人は苦手とか
・あの人に聞いてみたい、とか
・けど聞けない！とか
・さぼりたいなぁ、とか
・今さぼったらなんて言われるだろう、とか
・さぼりたいなんて、思っちゃダメだ、とか
・ああこんなことをしてしまった、考えてしまった、とか
・今日の夕飯なんだろう？とか
・いつもここで言えない自分、情けないなぁ、とか
・誰かあの人にちゃんと言ってくれないかな、とか
出てくるよねー。
そりゃあ疲れる。
仕事ができる人は、それをしてない
って見てみてね。
スポーツ観戦や音楽演奏、テレビのトークを見るときに、
出演者が
どうすればいいかを考えてやるとうまくいかない
って見てみて。
一瞬の判断が重要な場面で、
脳ミソにいくつもの思考を走らせると
ひとつひとつが鈍る。
ダブルコア、クアッドコアなCPUを積んでれば別だけど。
そうじゃない人間は、
「うまくやろう」と思うだけで余計な負荷がかかるよね。
「うまくやろうとする」ってことは、
「そうしないとうまくいかない」を信じてることでもある。
信じてることが現実化する。
だからいつでも、
「大丈夫」なのです。
終わったことは「ま、いっか」なのです。
そして、
「ガンバらない」。
「取り返さない」。
今やってることじゃなくて、
・過去の成功や失敗
・どうしたら称賛されるか
・どうしたらバッシングされないか
それを考えながら舞台に立っていると、
どんな人でもブレる。
何万人の観客を背負っても自分のプレーが出来る人は、
その目にさらされながら、
今自分がやることだけを見ている。
そうするには、
うまくやろうとしないこと。
できない自分を
受け入れるってことなのです。
するとますます、
今やりたいことを
今の自分ができる範囲でやるしかない。
やったことを人が見てどう思うかは、
そのまま受け取るしかない。
人の印象をコントロールしようとしない。
この気持ちでやってると
余計なエネルギーがダダ漏れすることなく、
うまくいくようになってます。
まわりの人は木と思え、って言うよね。
自分は太陽！くらいでちょうどいい。
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猪狩純一（ガリさん）
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