もしラーメン屋さんを開業するとして、
チョーこだわって
８０種類の素材を８日間かけてスープを作った
とする。
自分が食べた中で、これは最高のラーメンだ
と思えるものを開発できたとする。
じゃあ売れるか、というと
それはイコールではないよね。
８種類の素材を８時間で作ったスープのお店が
２号店、３号店と出していく中、
自分の店にまったくお客が入らなかったとしたら、
それはどこを変えるべきなのか？
やることはいろいろあるけれど、
喜んでもらえてないってことは、
お客さんの価値観に合ってないってことだ。
自分のやりたいことは、
それを喜んでくれる人に
受け取ってもらわないと
自己満足で終わってしまう。
あの店より１０倍の素材、２４倍の時間をかけて
計２４０倍ガンバっていても、
相手に伝わらなければ報われないのよね。
ならば、相手が何を喜ぶ人なのか
知ることです。
こんなにガンバって努力しているのに。
気をつかっているのに。
そこにやりがいを感じていては
相手に伝わらないのです。
やりがいってのは、
自分がガンバったかではなくて、
相手が喜んだかによる。
どんなに忙しくても、
お客さんの喜ぶ顔を見れば
家族の笑顔を見れば
やりがいを感じるじゃないですか。
相手を通して「やりがい」を感じるには、
相手の喜び、笑顔が必要なのです。
受け取ってもらおうよ。
受け取ってもらうには、
相手が何を喜ぶ人なのか知ること。
それを知るには、
時間もかかるしコミュニケーションも必要だし
失敗も当然あるのです。
カウンセリングで
「相手に本音を伝えてください」
って言っても、
恥ずかしかったり怖かったりで
言えなかったり、
そもそも自分が何をしたいのかわかってなかったり
っていう現場をまのあたりにすると、
自分の大切な人に
自分はどうされたらうれしいのか伝えてない人が
とってもたくさんいることに気づく。
例にもれず、
自分もそうだったわけだけれども。
伝えてなければ、相手も
あなたが何を喜びとしているか
知らないものと思ってください。
お互いに、
これなら喜んでもらえるよね、
（だってわたしはそうされたら、とってもうれいしもの）
をガンバって、
自己満で終わってないか。
自分と相手は、違う。
「なんでそんなことがうれしいのかわからん」
「こうされたらうれしいでしょうよ」
でなはく、
「へー！、それがうれしいんだー！」
って感じることを、
おもしろがってやってみる
なのです。
なんかしらんけど喜ばれてみると、
相手の喜びもわかってくるよ。
世界で唯一のあなたへ
心理カウンセラー
猪狩純一（ガリさん）
栗原はるみさんのレシピって、
家庭で作って再現できるか確かめてから公開するのよね。
作ってるとその愛情を感じる。
◆もう叶ってるお茶会＠水戸
1/19（日）14：00～16：00
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