彼がスネ出してワケのわかんないことで
怒ったりさみしがったりするんです。
って相談がある。よくある。
女性の心の奥を探っていくと、
「このままのわたしじゃ、いつか捨てられる」
不安があったりする。
最初は、彼はスゴイな、素敵だな
で始まった恋。
いつしか、自分の劣ってるところが気になりだして
このままじゃ彼に見合わないんじゃないか？
もっとガンバっていい女、彼に好かれる女にならないと！
っていう気持ちが出てくる。
すると、
これは彼に言ってもいいのかな？
こんな自分を見せてもいいのかな？
っていう思考が働き出して
素の自分を見せないでおこう
彼が喜んでくれる自分だけ見せよう
という気持ちが出てくる。
それで行き場を失うのが
彼に見せたら嫌われそうなわたし。
そんなわたしは、いませんよ。
って口では言うけれど
確かにいる、嫌われそうなわたし。
そんな自分を見せないようにしよう
押し込んで黙っててもらおう
ってするから、
自分が窮屈なのね。
日陰の身になった
見せてはいけない自分がスネている。
ので彼はスネている。
隠さなくていいよ、そのままでいいよ
って、彼は言いたいのです。
パートナシップって不思議で、
女性が弱い子どものような本音を出すと
男性がもともと持ってる父親のような強さを感じることができる。
女性が母親のような強さを出すと
男性が子どもでいられる安心感を感じる。
ありのままでいたら、どっちもあるのが自分なんだな、
って、お互いが感じることができるようになってる。
そこに思考や打算や駆け引きは要らないようになってる。
この人といると、どっちもあっていい
作らなくていいんだな
って思えると、
自然にお互いの強さと弱さ
子どもの面と大人の面
自慢できるところと恥ずかしいところ
両面を感じて自分が自由になる。
このままじゃ捨てられる、っていう
根拠のない不安を
そろそろ捨てていいんだよ、って
あなたの大切な人はいつも言ってるんだよね。
相手のスネに困ったときは、
自分のスネを手放すタイミングです。
心理カウンセラー
猪狩純一（ガリさん）
昨日の満月は日の出みたいだった
パートナーに大事にされる女性になる
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