子どもはいるだけで愛されてると気づいた時、

 

自分の思うままに動いて、楽しみを見つけていきます。

 

ところが、親が困難にあっていると感じると、

 

まずは親を喜ばせなくてはと思ってしまうことがあります。

 

 

 

たとえば、

 

おばあちゃんにダメって言われたから、

 

お母さんもガマンしなくちゃいけないの。

 

お父さんに怒られるから、言いたくても言えないの。

 

と言うお母さんの言葉に、

 

自分もガマンしないといけないのかも。

 

お母さんに優しくしてあげなくちゃ。

 

と思ったりします。

 

 

 

そして無意識のうちに

 

お母さんがおばあちゃんに言いたいことを言えるように

 

お父さんに言いたいことを言えるように

 

子どもができることで協力しようとします。

 

 

 

親に素直に言える子は、「思ったこと言っちゃえばいいのに」

 

と子どもながらの素直な言葉で伝えますが

 

ガマンする子の場合、

 

「言ってはいけないんだ」

 

「自分もガマンしてあげなくては」

 

と思うことがあります。

 

 

 

自分を大事にできなくて

 

立ち止まってしまっている状態。

 

 

 

その子が外の世界に出た時、周りの子が

 

「もっと言いたいことを言え」とからかったり、

 

悲しそうな様子を自分と重ねて

 

「そんな顔してるなよ」と攻撃したりすることがある。

 

 

 

からかう方の子が、隠している自分の弱さを

 

黙っている子の姿に重ねてイラつき、

 

黙ってちゃダメだろう!と攻撃したくなる。

 

責める方の子が、

 

内なる弱さを見せられてるような気がして

 

自分を責める代わりに

 

黙っている子を責める。

 

 

 

人は、自分を扱うように他人を扱うのです。

 

 

 

子どもに「ガマンしなくていい」と言うには、

 

親が自分に「言いたいことは言っていい」と言うこと。

 

ずっと守ってきて、不自由になってしまったルールを破ること。

 

 

 

実際に言うか言わないかはどっちでもいい。

 

陰口を言ってストレスを発散してもいい。

 

ならば、

 

そうやって自分を大事にしてるんだよ、と

 

誤解してるかもしれない子どもに伝えてみてください。

 

 

 

僕は社会人になってから先輩に

 

ムシャクシャすることないの?

 

俺なんか時々壁蹴とばしてスッキリしてるよー

 

と言われてアッケにとられたほど、

 

人の悪口や八つ当たりはイケナイと思ってました。


 

 

周りから愛されてうまくやってるその先輩が

 

時にはそんなことしてるんだという驚きもありましたが、

 

試しに壁を蹴とばしてみたらめちゃスッキリして、(もう時効ね・笑)

 

たしかに、人間てそんなもんかもなーと

 

楽になったことがあります。

 

 

 

人の悪口はイケナイ、と思いながら、

 

でも、心の中ではいっぱい出てましたから(そりゃね)

 

それを出してもいい、と自分に許可を出せて、

 

自分を大事にできた気持ちになりました。

 

 

 

大人はそんなふうに、自分のタイミングでルールを壊せます。

 

子どもは親が大事にしているルールを

 

親の前で壊すことに抵抗があります。

 

ルールを壊す時、浮かぶのは親の顔ですから。

 

 

 

言ってもいい。

 

ガマンしなくてもいい。

 

やりたいことをやってもいい。

 

 

 

母は強し、と言いますが

 

強くなるのは、

 

子どもを守るために、持っていたルールを壊すから

 

だとも思います。

 

 

 

子どもが弱いのは、

 

親のルールを変えさせてくれるため

 

かもしれません。

 

子どもが怪獣になるのは、

 

親の内なる強さを

 

思い出させてあげるためかもしれません。

 

子どものおかげで、

 

女子・乙女だった頃のルールを壊せるのかも。

(旦那さんには残しといてあげてください・笑)

 

 

 

言いたいことが出てくるのは止められないし

 

やりたいことが出てくるのも止められない

 

それをどう表現するかしないか、

 

どうやって表現するかしないかは選べますが、

 

感じてしまった感情を否定しないこと。

 

それは、いるだけで愛されてると信じる元になります。

 

 

 

子どもにとっても親にとっても、

 

いるだけで愛されるとは

 

自分が感じたことに「全部OK」を出せること。

 

子どもにとっては、

 

「学校に行きたくない」「勉強したくない」「遊びたくない」

 

「これをしたい」「これはしたくない」

 

それを一旦わかってもらうだけで、

 

世界に出ていけるようになるのです。

 

 

 

 

 

心屋認定心理カウンセラー

猪狩純一(ガリさん)

 

 

 

 

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