今日展望台から眺めた山並み



登ったら、2才くらいの子が近づいてきて、僕の足にくっつくんですよ。
「かわいいね♪」って頭なでなでしたら、照れてお母さんの方に戻るんだけど、
また僕の方に来てぴとっとくっつくんですよ。かわいくてね、高い高~いってしたら、喜んでくれて、それがまた、僕も嬉しくて♪

その場で初めて会った僕にくっついてくる
その子の、
愛されてる自信というか、無条件に人を信じる強さというか、それを見て、
子どもはみんな、
無条件に愛されてるってところから始まってるんだなぁ、って思いました。

もちろんその子の持ってるもの、ご両親の接し方も、素晴らしいんだろうなぁと思いながら。

そのうちその子は石ころをもって僕の方にやって来ました。
「お、その石、くれるのー?ありがとう!」って受け取ると喜んでくれて、周りの人にもそれをして。

でもこれ、たまに会う大人は喜んで応じますけど、いつも接してるお母さんが、
その時の気分やしつけで
「石はいらないな~」とか
「汚いからそれ捨てて」とか言っちゃうと、
「したいことをしても受け取ってもらえないこともある」ってことを知るのかなぁとも思いました。

でもそこで、
「相手の受け取り方はいろいろあるけど、わたしはしたいことをする」っていう強さを、持ち続けてほしいと思ったんです。
「相手の感じ方はいろいろなんだ、でもわたしの思いはいつも◎だよ」って。

スネの仕組みを分析してたりすると、
たまたまお母さんが忙しい時に
雑な返事を返したり
怒ったりしてしまって
子どもは自分がいけないんだと思ったり、
愛されてないのかもと思ってしまうと
心配しがちですが、
そんな時のお母さんも
その子を愛してることに
変わりはないんですよね。

どんな時も、あなたが愛されていることに変わりはないのです。

大人としてカウンセラーとして、
「あなたの贈りたい思いはみんな◎だよ」って、伝えていきたい。
そう思った今日の出来事でした。




お母さん、ありがとう。




心屋認定心理カウンセラー
猪狩純一