いよいよカウンセラーとして起業となり、
ワクワクもあるけど当然やることが多くて
オーバーヒートで落ちました。
そんな時にパートナーとのすれ違い。
胸がザワザワする日々。
怒りをぶつけ合い、
スネをぶつけ合い、その中で
お互いが自分の中にある
すれ違いの原因をつかみ
愛を見つけた、話です。



僕「起業を前にいろいろと考えることがあって煮詰まった。『とにかく大丈夫』って言ってくれない?」
彼女「え、やだよ、言われたから言うなんて。そんな時はとにかく行動するのみでしょ。」
「ん?行動するのみだけど煮詰まったから、あなたなら大丈夫って言ってほしいんだよ」
「えー、そんなこと言わされて言うなんて、絶対やだよ、バカにされてるみたい」
「はー?大丈夫って言うだけなのになんで自分を責めるの?」
「なんで無理矢理大丈夫って言わなきゃならないの?」
「無理矢理なの!?」
「思ってたって言うか言わないかはわたしが決めるもん」
「思ってるなら言ってくれたっていいじゃん!」
「そんなに言われると思えなくなるわ!」
「はー?ケンカしてわかり合う前提、ちゃんとある?」
「はー?わざわざケンカする必要あるの?煮詰まったのはあなたの問題なのになんでわたしがこんなに罪悪感持たなくちゃいけないの?やだわ」
「こっちの問題は背負わなくていいのに、なんで罪悪感持つの?それはそっちの問題だろ」



でね、このケンカの根っこが、
お互いそれぞれ、カウンセリング中に
クライアントさんと向き合って自分を掘り下げたら出てきた。

僕は、5歳のときに親に見捨てられたと思いこんで一生懸命いい子をやり、
「大丈夫だよ、いつもそばにいるよ」と言ってもらいたい願望を握りしめてきた。

彼女は、母親と言い合いになったとき自分の感情を引っ込めてその場を収めてきた。「頼りない母より大人にならなきゃ」というプレッシャーを握りしめてきた。

僕は
「今頑張ってるから、そこで見てて。大丈夫だって言ってくれたらできるからね。」
と要求し、
彼女にとってそれは、
「また母のときみたいに私が感情を殺して面倒見るのはイヤ」
という反応を起こしてたことがわかった。

これは見事に、
お互いの課題がぶつかり合って
押せば押すほど、こじれていくパターン。
わかってほしい相手だからこそ
課題がより見えにくくなるパラドックス。
そこに光をもたらすキッカケとなったのは、
それぞれのクライアントさんとの
カウンセリングでした。
感謝します。


で、それに気づいた彼女の変わりようがすごかった。
「落ちていいよ、凹んでいいよ、
さっきクライアントさんに『なんでそんなに変われたんですかー?』って聞かれて、
それはあなたにカウンセリングしてもらったからだって思い出したの。
あたしがこんなに変われたカウンセリングが出来るんだから、あなたは大丈夫だよ。
キツイ言葉をかけて、ごめんね。」

・・・うん。

「ただ大丈夫と言ってほしい」
そこには、
僕の「認めてほしい」思いが、
いっぱいあったんだと気づきました。

その思いが
僕のクライアントさんにもシンクロし、
「ガリさん、涙がとまらないよ…」
というカウンセリングにもなりました。

ありがとう。

愛は、あったね!

幸せです(*^^*)






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4/16(土)9:30~11:30
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今日も幸せな眠りにつきましょ☆



心屋認定心理カウンセラー
猪狩純一(いがりじゅんいち)
ガリさん