シルバーウィークという表現が
敬老週間みたいでイヤだと
母に言われまして、
確かにな~、
スィルヴァアウィークとか表現したら
シルバー世代も楽しく過ごせるのに。
とかなんとか言いながら、
両親を日帰り温泉に連れていきました。

ずっと、そういうことをしなくちゃなぁ、
自分もいい歳だし。
と思いつつ出来てなかったこと、
出来てスッキリしました。

両親をいろいろと連れまわしながら
頭にこびりついていたのが、
マスターコースの宿題をしたい
ということだったのですが、
1日一緒にいても言い出せず、
やっと家に帰ってお茶をすすりながら
言い出すことができました。

両親にアンケートを取るというのが
自分にとっての宿題だったわけですが、
こう切り出したんです。

心理学の勉強で、親にアンケートを
取りたいんだ。協力してもらえる?

そうしたら母親が、
え!!何を聞き出すつもり?
っていう不安な表情をしたので、
こんなことを付け足しました。

例えば子どもが迷子になった時、
すごく心配するでしょ、
あっちを探し、こっちを探し、
人の助けも借りて、とにかく
見つけようと必死になる。
ケガはないか、泣いてないか、
不安が不安をよんでいろいろな
思いが頭をよぎる。

で、見つかった時に、
あんた、どこいってたの!って
つい怒鳴ってしまう。

子どもは迷子になったことも
怖かったけど、親に叱られたことで、
自分は悪い子っていう罪悪感を
背負ってしまうこともある。

けど、親が子どもに伝えたかったのは、
おまえがどんなに大事か、
どんなに心配したか、
無事でいたことがどんなに
うれしかったか、ってことなんだと。

子どもは叱られたんじゃなくて、
愛情を注がれてたんだってことを
誤解したまま大人になってる場合が
あるかも知れない。

そんなことが改めてわかっちゃうかも
っていう質問なんだわ。と。


すると母は、
「そうね、頭ごなしに叱ったら、
子どもはそう思っちゃうわよね。
その時は必死だからつい叱っちゃうけど、
それは…いけないわね…」
と自責モードに入りそうになり、

父が
「そう、子どもを叱るのは逆効果だ。」
と火に油を注ぎそうになり…

いやいや、ちょっと待ってくれ~!

「親を責めるのが目的じゃないし、
その怒りは親として当然で
いいじゃないか~!
後でどんなに心配したか、
伝えればいいんじゃない?」と言ったら、

母が、
「そうよね…後で伝えないとね…」
と再び自責~?

そこからプチカウンセリングになり(笑)
1時間休憩。

その間、自分が宿題に抱いてた
恐怖って、これだったのか?
と知って驚愕。
40過ぎた長男が、まだフラフラしてる
ことへの親としての罪悪感を
引き出してしまうかも知れない
僕自身の罪悪感があるのかも。という。

もし親を責めることになったら、
いまだに自分が被害者だと思っている、
その証拠じゃ~ないですか!

ところが1時間後。
両親ともにすっかり
客観的にいろいろと話してくれて、
な~んだ~、2人とも、大人じゃ~ん!
と改めてスゴさを知るという。

杞憂でした。
不要な未来への不安をまだ持ってた。
それは確かでしたが(汗)




で、宿題をやって何を得たか、

意外なほどに
父と母がお互いの事を
良く知っていました。
すれ違ってるな~、大丈夫?
と思うこともありましたが、
そこで相手を責めたりしない
ところが、スゴい!
2人とも、何やらスッキリした
ご様子で、
さて、寝るか。
ですと。

ごちそうさまでした♪
まだまだ追いつけない(笑)

そして、
おそらく同期では最後であろう、
僕の宿題決行を
後押ししてくれた仲間の気持ち。
直接のメッセージ。

これがなかったら、
僕は今夜もモヤモヤして
寝付けなかったでしょう。
ありがとう。

今夜も幸せな気分で眠りにつきます。
おやすみなさい♪






心屋マスターコース35期受講中
日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー