地方の魅力発見なんて仕事をしていると、
地元の人には地元の良さがなかなかわからないことが、
わかってきました。


今日行った、地元のいちごでスムージーを
移動販売しているピンクの車。

すぐ近くのいちご農家が、採れたいちごを
旬のうちに摘みとって冷凍しておいた物を、
夏季限定で加工して売っています。



中には20歳だというかわいいお姉さんがいて、
地元出身ということだったので、

「地元でどこかおいしいお店は他にありますか?」
って聞いてみたところ、

「え~、あんまりなくないですか?
逆に、おいしいお店を回ってらっしゃるんでしたら、
どこかありますか?」って聞かれちゃいました。


そりゃ、そうですよね、彼女は
生まれてから20年間、普通に身の回りにあった
食べ物、人のあたたかさ、豊かな自然、
これを当たり前のものとして受け取ってきたんですから。

外から来た僕が、
「これはおいしい、あの人はスゴイ、こんなのもあるのか~!」
って思えるのは、僕の身の回りにはなかったことが、
探すと見つかるからだったんですね。

聞かなかったですが、もし彼女に、
「じゃあ、地元で嫌いなところ、ありますか?」
って聞いたら、
1つ2つ、すぐ出てきたんじゃないかな~とも思うんです。
とっても素直そうなコだったんで、
まったく出てこなかったかもしれないですが。


これ、人もおんなじだな~って、思ったんです。


あなたの素敵なところは、どこですか?

あなたのスゴイところは、どこですか?

あなたが恵まれてるなーって思うのはどんなところですか?


すぐ答えられる人は、

「あそこに行ってみた~い!」
「ここに住んでみた~い!」って言ってもらえる、
魅力を磨いて発信できている地方(街)と同じで、
もう人気者になっているはず。


すぐ答えられない人は、

自分の魅力が当たり前すぎて、
無い、んじゃなくて、見えてない。
もしくは見ないふりをしていますよね(笑)



僕は人に聞いてみるところから始めます☆



心屋認定カウンセラーを目指すマスターコース35期受講中
日本メンタルヘルス協会認定カウンセラー