テニスの松岡修造さんは、レストランでメニューを5秒で決めるそうです。直感で選ぶことが、テニスでの一瞬の判断力を高め、勝つことにつながるそうです。

僕は他の本でも直感で決める、決めたら迷わない、1日分の決断力を重要なことに使う、というようなことを読んでいて、なんとなく分ったつもりになっていましたが、最近迷う時間が増えてきて、あっちを取るかこっちを取るか時間がかかってしまい、なかなか決められないなあと感じていました。

そもそも誰かに愛されるために選択してきた自分は、例えばランチのメニューを選ぶにしても、まず今日のおなかの減り具合やら天候やら摂取可能カロリーやら和洋中のローテーションなどなどいろいろ考えて店を決め、入ったら入ったで脂肪は消化できそうかとか、牛肉のセロトニンをとるかマグロのDHAかとか、ビタミンAはこのニンジンの量で足りてるかとか、とにかくその日ベストなメニューが何かず~っと考えた上に、ようやく決めた後も、果たしてデザートはイチゴムースで良かったのだろうか?などと巡り巡っていたわけですが…

最近、今やりたいことが明確になってきて、楽しいを基準で選ぶようにして、結果に期待せずいいことだけを受け取るようにしていると、どんどんやりたいことが増えてきました。

で、そのやりたいことを消化しきれず、なんかモヤモヤ。こっちを先にやろうか、あっちは少し手を抜こうか、ここはあえてスルーしようかなどとと考えたあげくなかなか決められず、つい、相手はどう思うだろう?という他人軸になってしまっていたりします。これはまずい!(>_<)

で、直感と判断力に関して、気づいてないフリをするのをやめます。
この、どうしようか考えてる時間は、迷っている時間でした。
迷うというのは、自分を信じられないこと。結果に対して、相手に対して、自分の直感に対して、信じてないということです。何をすれば自分が喜ぶのか、わからなくなってしまっています。
今の自分を信じることができれば、結果が悪かろうと次へのヒントでしかないし、相手が離れようと関係の築き直しか新たな出会いの始まりでしかないし、またワクワクする気持ちが湧いてきて、結局自分の直感てなかなかやるじゃん、今なかなか楽しいよ、という気持ちになります。

そうすると見えてきたのが、いわゆる出来る人が出来るゆえんは、的確な判断を連続で素早くこなすことにあるという話。
なんかしらんけど、出来る人の世界が見えてきました。またもや僕は変態中です。






心屋認定講師を目指すマスターコース35期受講中
日本メンタルヘルス協会基礎カウンセラー