荒木十畝(あらきじっぽ Jippo Araki)
明治5年—昭和19年
明治・大正から昭和前期にかけて活躍した画家の巨匠です。
日本画家・荒木寛畝に師事し、後に娘婿となっています。
最も花鳥画を得意としており、
文展や帝展、パリ万国博覧会、セントルイス万国博覧会などで作品を発表、
文展においては横山大観・川合玉堂ら巨匠とともに
審査員を務めたりしているといいます。
この鳥は雁でしょうか。
水辺で休息をとる鳥の姿が繊細なタッチで描かれています。
左側は参考資料
柏書房 刊「必携 落款字典」から抜粋しています。
同じ落款です。
ひと言コメント
絵筆のタッチや落款などから
荒木十畝の真筆 間違いないと考えています。
ただ、箱はありません。