昨日は主人の引退セレモニーでした
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主人と出会って約7年
男子ダブルスで世界選手権にてメダル獲得
北京オリンピック出場
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混合ダブルスでロンドンオリンピック出場
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「引退」となり
バドミントン選手としての主人を振り返ってみると
そんな輝かしい成績よりも私の心に一番残っているのは
信太郎さんが道がないところに道を作ろうと
もがき苦しんでいる姿です

プレッシャーや周りからの期待やプライド
抱えているものが大きすぎて
なかなか眠れなくて何日も朝方まで語り合ったり
夢でうなされていたり
主人の背中がどんどん小さくなっていく姿を見て

妻としては心が痛む日もありました

私にできることと言えば、主人を信じ
味方でいることくらいで
自分の微力さに悔しい思いをしたりもしました

「後輩のために一つでも多くの道を作る。
僕がそうすることでバドミントン選手としての
可能性が広がり、選択肢も増える。
そして、やがてはバドミントンの普及に繋がる
それが今の僕がするべきこと」と、主人は
何度も私に話しをしてくれました。

時には自分に言い聞かせるように。。
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引退試合後、「後悔はない?」
と主人に質問してみました

彼の答えはここには書きませんが
彼のその時の顔は晴れやかで
でも、どこか寂し気でした

先日、二人で語り合っている時に
「自由にやりたいことやらせてもらって
マコや家族にはたくさん負担を掛けてしまって
ごめんね。今まで支えてくれて本当にありがとうな。」
と主人が言ってくれたのですが
今の私にはバドミントン選手の妻として
主人と共に歩めたことに感謝の気持ちしかありません

本当に幸せでした

出会ってから私が知っている主人は
ずっと「バドミントン選手」という肩書きです

第二の人生どうなるか分からないから
不安じゃない?
と、付き合い始めた頃からよく主人に聞かれるのですが

昔も今も
全く不安はありません

正直、私にとって「肩書き」はどうでも良くて
「池田信太郎」と人生を歩んでいくことが
楽しみでなりません

妻としての唯一の願いは
主人が一番やりたいと思うことを全力でやって欲しい
彼らしく生きて欲しい
ただ、それだけです

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シン、今まで本当にお疲れさまでした^ ^