こんばんは、寿之助です。今日から社長がお盆休み明けで出社しまして、こうなると寿之助は慌ただしくなります。久々に文書を作成したり、関係官庁に提出書類を作ったり、ありとあらゆる人に会って色々とお願い事をしたり…。
隠れ人見知りな寿之助はちょっと人酔いをしました。何もなければできる事のなら一人の時間を大事にしたいタイプなので自分のキャパ以上に人と会ったり交渉したりしてそのまま家に帰ろうものならどっと疲れてしまいます。
ただお陰で…
仕事中での1日が早かった(笑)
今週は水曜日。邦楽のリリース集中日です。今週は久々に紹介するアーティストがいましたので久々に水曜日の新譜紹介となります。今日紹介するアルバムがこちら…
I Don't Like Mondays “FUTURE”
https://open.spotify.com/album/756PyUJ0UGhinRJ4sdlpi2?si=yB4pO7kmSSK3Aoilm-Qc2Q
I Don't Like Mondaysのとっては約3年振りとなる4枚目のアルバムです。アルバムの収録曲数は15曲で演奏時間は約52分です。レーベルが日本コロムビアからavexグループへと移籍して最初のアルバムです。1枚目から3枚目のアルバムが比較的短い周期でリリースしていたことを考えると3年という時間はI Don't Like Mondaysにとっては長い製作時間をかけて作ったアルバムといえるでしょう。だからって訳ではないでしょうが…
今回のアルバム、曲毎でテイストやジャンルがバラバラ
です。でもアルバムの構成がしっかりとしているので15曲と最近のアルバムにしては多めの曲数が入ってますが飽きることなく聴くことが出来ました。聴いた感想を箇条書きにしますと…
・大雑把に分けるとR&BっぽいナンバーとEDMっぽいナンバーの2つのジャンルで構成されています。その中にラップの要素を取り入れたりアシッドジャズのテイストをつけ足してみたり、時にはAORっぽい要素も感じるナンバーもあったりととにかくバラエティに富んだナンバーで構成されています。
・前作と比較するとEDMっぽさが新たに加わったことで随分アルバムの雰囲気が明るく爽やかな感じとなってます。
・いろんな要素が絡み合って結局のところ「現代版のシティポップ」といえるアルバムでもあります。SuchmosやNulbarich、King Gnuといったバンドが好きな人はおそらく気に入ってくれる作りとなってます。
・ただ、いろんな要素が絡み合いすぎて「I Don't Like Mondaysのサウンドはこんな感じ」と癖の強さが無いので、バンドの説明がちょっと難しいのと上に挙げた3つのバンドよりも個性が薄い気がします。
とこんな印象でした。ボ-カルの声が高いのがこのバンドの強みでもあるのと、今回はリリースが夏だったこともあるのでひたすら爽快さと軽快さに特化したアルバムを作ってみるというのも面白かった気がします。
3年というブランクでやりたい音楽をすべて表現してみた結果のアルバムで、次にアルバムをリリースするときはどれだけ間引きをしてI Don't Like Mondaysらしさのアルバムを作れるか?。そこが今後のポイントかと思います。
今日はこのアルバム#14を聞いた時に思わずこの曲を思い出しました。僕個人的にはこのテイストばかり集めたアルバムも聴いてみたい気がしますけどね(笑)。では今日はここまで。では皆さんおやすみなさい。