名盤とやらを聴いてみる #9 | 寿之助のブログ

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主に音楽の事とスポーツの事と車周辺に関することを40代後半に差し掛かったおじさんが書き殴ってるブログです。

こんばんは、寿之助です。最近雨を警戒して歩きやすさを犠牲にしてレインシューズを履いて出かける機会が多いんですが今日も結局雨は降らず。

 

なかなか天気予報通りにはならないものですね。困ったものです><。

 

あ、あと久々に帰宅時に電車が止まってしまう。というトラブルに遭遇しました><。一昨日から今日までは名盤紹介シリーズを書く予定だったので今日紹介するアルバムをじっくりと聴けたので、トラブルで電車が止まっても苦痛ではありませんでした。が、駅までの嫁の迎えが遅くてカニ2か所刺されたのが唯一のストレスでしたけどね><。

 

話を戻しましょう。今日紹介するアルバムはこちら…

 

The Cure “The Head On The Door”

https://open.spotify.com/album/7zJzNs8eVgbkVVSQSwKRtx?si=r07AfuoCSpWLdVs7-LIwXA

            NMEの『史上最高のアルバム500』の497位

 

1985年にリリースされたザ・キュアーのとっては6枚目のアルバムです。このアルバムの説明する前にザ・キュアーの個人的な思い込みを書きますと…

 

“ロバート・スミスのキャラクターが強すぎて他のメンバーをしっかりと覚えてない”

“時代によってバンドスタイルがちょくちょく変わる”

“ロバート・スミスの独特なヴォーカルと見た目の奇抜さとは裏腹にメロディーは繊細で美しい

 

といったイメージだったんです。

 

そもそもザ・キュアーは1978年結成。今年フジロックでヘッドライナーを務めますが40年以上たった今でも活動休止することなく活動してます。度々事あるごとにロバート・スミスが“解散する”といってた時期もございましたが、今は落ち着いてます。ロバート・スミスも今年で60歳。いい加減落ち着いて欲しいものです(笑)。

 

ただ、基本ロバートがザ・キュアーのソングライティングを担ってますのでロバート・スミスのワンマンバンドという認識たある意味正解だったりしますし多少わがままになっても仕方が無いかと…。

 

話を戻しましょう。

 

このアルバムは1985年リリースしたザ・キュアーのとっては6枚目のアルバム。1985年リリースなのでLPにてリリース。よって曲数は全10曲で収録時間も約38分と聴いていてちょうどいいボリュームとなってます。

 

そもそもデビュー当時はポスト・パンク的な楽曲がメインでしたが、このアルバムはそのテイストからは少し離れまして、ジャンルでいいますとニューウェイブという言葉がしっくりとくるアルバムです。このアルバムを簡単に感想をまとめますと…

 

・ロバート・スミスの特徴的な歌声とそれと相反した繊細で少し暗くてでも美しいメロディは健在です。

・キーボードの音とベースの力強さが際立つ楽曲が多いです。このあたりはニュー・オーダーを彷彿とさせます。

・ただ、ニュー・オーダーみたいな明るさとは裏腹にザ・キュアのサウンドは物憂げさと暗さが同居しているところが決定的に違うところです。物憂げで暗いところは昨日紹介したインディー・ロックにつながる感じさえします。

・Writing for popmatters, Gregg Lipkin said, "Alternative music might have sounded like U2, INXS and Depeche Mode but it looked like Robert Smith.

ポップマスター誌の記者に言わせると“この(アルバムの)サウンド以降、U2やINXS、そしてデペッシュ・モードはロバート・スミスの作ったサウンドを彷彿させる内容に感じた”と評価しています。

 

このブログを書いてふと思ったんですが、ザ・キュアーとニュー・オーダー。比較しますとこんな点が共通しています。

 

“個性強めなギター兼ヴォーカルの存在と陰で力強く支えているベーシストがバンドで存在感を強めている”

 

ニュー・オーダーならバーナード・サムナーとピーター・フック。ザ・キュアーならロバート・スミスとサイモン・ギャラップ。

 

ただし、唯一違う点はザ・キュアの2人は色々と仲違いしながらも未だに一緒にバンド活動しているのに対してニュー・オーダーはピーター・フックは既にバンドにはいないことでしょうか?。個人的にはピーター・フックのベースが好きだったんですけどね。

 

最後に気付きましたが、あれだけ聴き込んだのにもかかわらずアルバムの細かな感想を完全に忘れてました><。しかも最後はニュー・オーダーの話になってしまってますしね(笑)。なので最後に開き直ってピーター・フックの雄姿を貼り付けて今日はお終いです。では皆様おやすみなさい。