ピアノを弾けるようになっていく
誰もが通る段階のようなもの
があると思うんですが
私はまた階段を一段上がったのでしょうか
「ヘ長調を意識して弾く」
♭がシについている曲は
何度も弾いていて
(何もついていない)ハ長調とは
確かに何となく違う感じはしていたんですが
pやmpとは違う音色の表現って
言われるまで考えたこともなくて。
だいたいpやfなんかの強弱記号といわれるものも
弱く、強くという解釈だけではなく
柔らかかったり硬かったり
その曲のいろんな要素(和声、構造、ストーリー)を考えて捉えなければいけないという…
知れば知るほどというやつです。
ヘ長調に戻ってイメージを調べてみると、
純粋で明るい、ピュア、柔らかさ、素直さ
平和、単純素朴、牧歌的、田園的
薄い黄色、レモン色
ほんとにいろいろ出てきました
色まであるなんて驚き。
確かにそう言われてみれば
ハマるものがあるようにも思います。
モーツァルトは華やかなイメージを持つ
長調の曲ばかり書いたんだとか。
メロディやコードだけじゃない、
曲のイメージを作っているのは
ベースになる調なんですね。
分かったところでそれを表現するのに
どうやって弾いたら
(指のタッチのこと)いいんだろうか
ピアノは誰でも鍵盤を押せば音が簡単にでる楽器です
正直、それまでは
曲のメロディやハーモニーが再現できることで
満足していた気がします。
聴いたことのあるフレーズが実際に弾ける
なかなか興奮するものです
目につきやすいタイトルや速度記号は
気にしていたんですが
♭や♯にそんな意味があったなんて
考える事が多すぎます
実際のところ、弾いてるより考えてる方が
多い気もします…
ちゃんと自分の中でイメージを作っておかないと
ピアノに伝えるための身体も動きようがないというか
同じ教室に通っている生徒さんたちも
考え過ぎてアタマが痛くなると言ってるそうで
そうなんだなぁ、そう簡単にはいかないか
特に今やっているフレーズは
スタッカートが多めのテンポ感がある曲なので
柔らかい→ゆったり、のイメージがどうしてもあって
なかなか掴めない。
結局、先生にヒントをもらって
指をねかせてみたり
鍵盤から指が離れる時間を長くしたり
鍵盤の奥の方を狙ってタッチしてみたり
それでいて、曲の主題なのかを意識しながら
弾き方を考える、と…
ああでもないこうでもない
(自分がこれか、と納得するまで)
わたゃわちゃしてます。
プロの方は
当たり前のように弾いているように
みえますが、それは完成してるものを
聴いているからで
ひとつの音に対してどれだけのものが
こめられているのか
その端っこに触れただけでも厳しいものを感じるのに、溜め息が出てしまいます。
葉加瀬太郎さんが以前テレビで
音楽家はコミュニケーションが下手だから音楽をやっている、みたいなことを仰っていて
言葉も表情も使えない世界で
代わりに音だけで自分の全てを表現することに
懸けている
大人になったから、その難しさが
凄いことだということが
分かり過ぎてこわいくらいなんですが
それ以上に、最高な体験をされているから
そんな事が言えるんでしょうね。
その世界を急に突きつけられても
はじめたばかりの私には悩みが多すぎて
倒れてしまいそうなので
楽しみ、憧れを積み重ねていきながら
少しずつでも近付けていけたらいいなぁと思っています。
あぁ音を聴き分けられる耳が欲しい。
今週は転調する曲の練習です。
調によって音が変わって聴こえる
のを目指して頑張ります!