2007 年 1月  
      発病から21年目

3年前の再発以来、特に問題なく過ごしていた私だったが.この頃になると胸の痛みを覚えるようになっていた。
両胸の丁度真ん中、みぞおちのあたりが痛くなり少しづつ膨れてきた。

しばらく様子を見た後、6月に針生検を行ったところ残念ながら再再発が見つかった‥‥
今回も前回同様に、内臓系への転移は全くなく、胸骨(両胸の間にある骨)を覆う様にガン君が暴れ出した様だ。

そして場所がら呼吸器外科・形成外科・整形外科等の検査を行った結果、呼吸器外科の先生の下した結果は、手術は半分以上の可能性で行わない方が良いと言うものだった。
理由は、前回手術を行った場所から近いこと。何処まで広がっているか、開いて見ないと分からない為、手術範囲が特定出来なく、ガン君を全て取り除く事が難しい。さらに前回広背筋を使っているため内部をカバーする筋がない為、などであった。

それでも主治医である婦人科の先生が、手術を強く進めてくださった。再度各科の先生で検討していただいた結果、手術を行うことにした。