今日は支笏湖モラップキャンプ場を時計回りに出発。苔の洞門方面に向かって往復10kmほどソロカヤッキング。
陽の光が束になって、どこまでも深く碧い湖底に向かって差し込む様子は、美しくまさに幻想的。


すり鉢状になっているこの湖は、岸から離れると一気に深くなっている。一番深い所では水深360mあるとか。そんなところをカヤックでプカプカしていると、もしここで何かあったら、という恐怖が頭をよぎる。
こんなちっちゃな人間など、どうもできないよねっていう無力感を味わう。そして同時に自然の偉大さに対し、素直になる。


このような非日常から得られる感覚は、心とからだのビタミンとなっている。大切にしたい。 
そして来月ハーフマラソンを控える身なので、カヤックから戻って今度はランニング(といいつつ散策)に出かけた。
先々週の「ふきのとう」の発見に続き、気になる存在感抜群の新芽が。どうやらユリの一種らしいけど、また調べてみよう。

(後日)調べたら、梅惠草(バイケイソウ)とのこと。ちなみに「惠」の漢字は当て字で、この字に似ているけど「くさかんむり」が付きます。
「ふきのとう」も、新芽の頃にそう呼ばれるだけで、本来の名前は「秋田蕗」と呼ばれるそうです。勉強になった!

夕方暗くなるまでウグイスが競うように鳴き合って、賑やかなランニングコースでした。