

ソウルに行った時にギリギリ見ることができた映画「82年生まれのキム・ジヨン(82년생 김지영)」
本はまだ読んでいなかったので比べられないのですが(ラストがちょっと違うそうです)、とてもいい映画でした。
語弊があるかもしれないけれど、韓国ではまだまだ女性がキャリアを積むのには厳しい社会なのだなと感じました。
遠い昔ですが・・私が会社勤めをしていた頃、結婚したら退職するのが当たり前な風潮がありました。
私は割と若い時に結婚したこともあり共働きを数年しましたが、それでも出産してもなお働くというのは難しい時期でした。
同期でも私より5年後くらい後に結婚・出産した人は産休&育休&時短の制度が出来始めたので利用する人が徐々に増えてきた感じだったな〜。
その頃の自分の時代と重なるような部分が多々あり、年代は私の方が上なのですが十分自分自身が共感してしまうストーリーでした
そして娘を持つ母親として映画の中のジヨンを見ると本当に切なかったです
男女問わず子供の幸せをどこの親だって思っているはず。
それでもどうしても「母親」になると女性は我慢したり諦めたり、自分のことを後回しにしますよね。
それはある意味仕方のないことだけれど、今まで自分の頑張ってきたことやもっともっとやりたいこと、でもやらなければならない現実のこと、頼りたいけれど物理的に頼れない、わかって欲しい・・・そんな葛藤と思いが入り混ざり、心と体のバランスが崩れてしまうジヨン。
救いはまだだんなさんがちゃんと気づいてくれたこと。
そして実母がそんなジヨンの気持ちをわかってあげられていたことかな。
ジヨンのようにスマートに解決する人ばかりではもちろんないけれど、時代の流れとともに「自分の時はこうだった」という固定観念を振り払い新しい時代に親たち世代も対応することが少なからず必要だし、そうなって行くことを願わずにはいられない映画でした。
女性ばかりが観に来ているのかと思っていましたが、意外と老夫婦世代もご夫婦で観に来ていましたし、男性も結構いました。
あくまで映画として捉えるのではなく、何かしらの動きがあればいいなと思いました。
そして私自身も娘の将来を想像し、いつでも出動できるような母親でいられたらいいなと思いました
原作本もお借りしているので頑張って読みたいと思います