ソウルで買って来た「THE MUSICAL 03」のリョウクのインタビュー記事をようやく訳しました。
自分の覚え書きということで・・・(意訳・誤訳あります。あくまでも素人訳ですのでご理解・ご了承くださいませ。)

リョウクとのインタビューを目前に控え「リョウク」をキーワードとしいろいろと映像を検索する。
Super Juniorが出演した中国のバラエティー番組を見た。
中国語字幕が沢山出ているその画面の中では、リョウクは仕方なくわさび入りのサンドイッチを一口で口の中に入れ苦痛な顔をしているのを、MCたちがのけぞりながら大爆笑しているんだけど、それを見るのがちょっと・・心苦しかった。
それはどこまでもバラエティー番組であり、心配しても仕方がないが芸能人の心配をしてしまっていたのだが
インタビュー時にわさび入りのサンドイッチの放送の話をしてみると、リョウクは返事の代わりに笑った。
それからこう言った。
「滑稽な姿を見るのは面白いじゃないですか」
本当に望む1つのために残りの9つを甘受しているのだが、そのように(受け入れられるように)精通した彼らはアイドルではないのでは?と感じた。
4回目(4作品目)の舞台に上がるリョウクに会った帰り道、彼にもっと大きな期待をしたい気持ちが芽生えた。
彼がミュージカルを本当に切に望んでいることが目に見えて手に取るようにわかったからだ。

「僕が出来る役ならずっとやりたいです」
20代も終わりにさしかかっているというのに相変わらず10代の少年役として舞台に上がるのに抵抗はないのか?という質問にリョウクは目を丸くして躊躇なしに答えた。
やらせてもらえるというのなら40歳になっても10代の役を引き受けたい、とそのことが夢のようなことだとわかっている現実主義者リョウク。
今まで彼を綺麗に笑う花のような少年だとばかり思っていたが、その考えは今からバラバラに砕かれることになる。
頼もしくもっと美しい青春【アガサ】リョウク

数日前【アガサ】の練習室で通し稽古(run through)しているのを見ていたらリョウクの初ミュージカルである【オオカミの誘惑】を今更ながらに思い出しました。
4年という歳月の間にずいぶん成長されたんですね。
うふふ・・いえいえ。多分今現在は先週より少しだけ進歩したって言うことで。へへへ。
初めてミュージカルをした時の気持ちがどんなだったか覚えていますか?
実際の映画の中ではイケメン(훈남)な’チョン・テソン’をSuper Juniorのリョウクが演じて見せるのには、’チョン・テソン’はちょっと大変なビジュアルのキャラクターじゃないですか。
でもこのミュージカル(オオカミの誘惑)自体今まで公演していないミュージカルだし、僕が初めてミュージカルで演じる役だったから僕のスタイルで上手く演じればいいんだ、というとんでもない自信がありました。
演技も良く知らず練習もあまり出来なかったのに。
何事もよくわかっていない時の方がもっと勇敢であるものじゃないですか。
そうですね。今思うとミュージカル俳優が備えるべき条件、というものに対しての理解が足りなかったんだと思います。
同僚俳優やスタッフにも少し距離があったと思うし。
その時は練習して公演する一日がただ過ぎているのに、今は一日一日が過ぎるのがとてももったいないんです。
この時間がとても大切であると知っているから。公演が終わればこの仲間ともこうやって毎日会うことも出来なくなるんだな~との想いがとても名残惜しくて。
ミュージカルに対してよく知らなかったというけれど、新しいことに挑戦するときには期待することもあったと思いますが。
僕と同じ歳のメンバーであるキュヒョンが僕より一年早くミュージカルをやり始めたんですけど、’キュヒョン’という個人名だけで活動し、再びSuper Juniorのキュヒョンとして戻って来た時、すごく成長していたんですよ。
同じメンバーとして何とも言えない満たされた感情を感じました。
僕もメンバーたちに成長した姿を見せたいという気持ち?
ミュージカルをしながら今よりもっと期待されるような芸能人になれるのではないかと期待しました。
Super Juniorのヒョンたちは本当に冷静なんです。
ダメならダメだとはっきり言ってくれるんです。
そんなヒョンたちが「リョウク、お前はミュージカルをしてからSuper Junorの活動をする時に余裕が出た感じだよ。」って言ってくれたんです。
僕がミュージカルをしたことにより得たものは間違いなくあったんだってことですよね。
初めの頃心配だったことはなんですか?
人々が僕のことをどんな風に見るかということです。
観客の方々がアイドルに対して持っている先入観を、一緒に舞台に上がっている俳優たちも持っていたらどうしようと。
僕によくしてくれているスタッフたちにも同じようにそうだったらどうしよう。
そんなプレッシャーがありました。だから評価に怯えました。
初めの頃は本当のことを言うとそういうことが怖かったですね。
アイドルに対して一番の偏見は何だろう?
う~~ん・・・飾られた存在ってことですかね。イメージ管理をしないといけない職業だからそんな誤解がどこへ行ってもされるようです。
お互いの気持ちが通じ合うまでは。
あ!少し前に【アガサ】キム・ジホ演出家がメールをくださったんです。
「リョウクさんは本当に心がけ(心根)がいいようだ。」って。
特別なことではないんですが、僕という人間が一皮剥けたんだなって、思ってくれて本当に嬉しかったしありがたかったです。
そしてアイドルは練習に沢山出て来ないという偏見も少しありましたね。実際、偏見というか本当に初めの頃は沢山練習に出られなかったんですけどね・・・。
ふふ。でもSuper Juniorは一般のアイドルと少し違う感じなんです。
「彼らはアイドルだよね?でも本当にアイドルなのかな?」っていう感じかな。
はは。アイドルということで得をすることも損をすることもあるけれど、僕は’アイドルだから’というレッテルを貼られたくないです。
正直享受することもたくさんあるわけだし。
いつかパダヌナやオク・ジュミョンヌナの名前に続いて「リョウク」という名前が居着く代表的なアイドル出身のミュージカル俳優になりたいとも思います。
ミュージカルをしながら自らが新発見したことはありますか?
僕は自分の発音がよい方だと思っていたんです。
アルバムを録音するときも発声がいいって沢山言われていたので。しかし違ったようです。
ミュージカルの初めの頃は発声のため怒られたんですが、一緒にやる俳優たちが沢山教えてくれました。
少し前に今の【アガサ】アージボルド役の(ファン)ソンヒョニ・ヒョンが精確な発音のため新聞小説を必ず読めばいいんだだと言いながら、うん、「ヒョンは読んでるの?」って聞いたんです。
うはは。ヒョンやヌナたちが僕が出来ないことをいろいろと細かくわかってくれる度努力しないといけないと感じます。

誰かに指摘を受けることはそれ自体新鮮な刺激ではないですか?
Super Junior活動のある時点からそんな指摘をされなくなったでしょ。
だから指摘を受けると新人扱いされているとは思わなかったんですか?
いいえ。誰かが僕に関してこんな風に皮肉を言うのは久しぶりでしょ。マネージャー達も僕にそういう話は出来ないみたいです。僕がすごく敏感に受けとめると思って。
でもミュージカルの現場では不足している点に対して隔たりなく話してくれるのでむしろありがたいです。
僕に対して真剣に向き合ってくれているようで。
あるときは無料で塾に通っているような感じだし。
なのでスケジュールの合間に時間が出来ると練習室へ行こうとしました。
ちょっと立ち寄って挨拶するだけでも何かを得られるような気がして。
そういうときは本当に幸せです。
リョウクの過去の出演作を見て作品を選択する一貫する基準が感じられます。
【オオカミの誘惑】は喧嘩の達人チョン・テソンとして始まり、【High School Musical】のバスケ部主将トロイ、【女神様が見ている】の北韓軍スホ、【アガサ】作家レイモンドの全てが可愛い10代少年じゃないですか。
イメージにふさわしい役を演じているように感じます。
やはり自分の長所を引き立たせる役をやろうとして来たんです。そうすることでミュージカル俳優として自尊心が出来るから。
【High School Musical】の時、キム・キュジョン演出家が「リョウク、君は派手で大きな作品もいいけど、小劇場公演をするともっといいミュージカル俳優になれると思う。」って言ってくださり、ちょうど次の作品として【女神様が見ている】のオファーが入って来たんです。
スホという役をやれて本当によかったと思っています。規模やキャラクター、そういうこと全てを切り離して作品自体が本当に重要なんだとその時学びました。
そうして見ると出演料がはじめと比較して本当に少なくなっているんではないですか?
更にほとんどが中小規模の創作ミュージカルをやったから高い出演料でやることからはかけ離れていますが。
初めと比較してみると・・・少しは。はは。
でもはじめの作品ではSuper Juniorのネームバリューで出演料を受け取っているとするならば、今は「リョウク」という個人としてもらっているようで気分はいいです。
もちろん大きな作品もしてお金を沢山いただけたら更にいいですけど。
でも今はミュージカル俳優になるべく努力をしないといけない過程だと思っています。
そして実際チーム全体として計算してみると今も僕の出演料が少ない訳ではないじゃないですか。
他の俳優にも出演料が共有するというのに申し訳ないでしょ。
ヒョンやヌナたちがそれが僕が受け取るべく取り分だと言ってくれて本当に申し訳ないです。
現在DJを務めているラジオやSNSを通して毎回一生懸命宣伝しているのが印象的なんですが、ひょっとするとその取り分に含まれているのかもしれませんね。
そうでしょ~。はじめはツイで面白くUPしていたんですが、これは宣伝になるなって気づいてからはだんだん責任感が芽生えました。
制作者側も僕をキャスティングした理由は間違いなく広報の目的があったんでしょうから。
僕によって観客が一人でも二人でも来てくれることが僕ら俳優にとっては幸せなことだし、僕を騒いでくれることは幸せなこと・・・。
もちろんそれのあるけれど観客がいてこそもっといいことじゃないですか。
だから差し支え冴えなければ宣伝はずっとしようかと。
大変なことでもないですし、お金がかかることでもないし。
ずいぶん現実的な話ですね。そんなだとは思いませんでした。
【女神様が見ている】の話をしますね。
スタッフたちがはじめ練習室の掃除当番を組む時リョウクを入れるか入れないかで悩んだというエピソードが思い出されます。
しかし顔合わせをした後モバイル団体チャットルームに招待されマンネ掃除当番になったんですってね。
そうなんです。その時掃除認証ショットを撮ったんですよ。でもツイにはUPしなかったんです。避難されそうで。
掃除を1回しただけでそうしたんじゃないのか?って言われそうで。
ふふ。でも「掃除をしたの?」って褒められることもアイドルにとってはまた違う偏見があるようで。
ミュージカル俳優ならみんなやることだから。
【女神様が見ている】の練習する時、ヤン・ジュイン音楽監督が僕が監督が考えていたスホのように歌っていると褒めてくれたことがあったんですが、僕はそのことが記憶に残っています。
その賞賛を聞いてから僕が自分自身を信じられ、演技テクニックが不足していたとしても自信を持ってすればいいんだって思えたんです。
みんなと一緒に練習をしている席でその様な話を聞くと本当に心から嬉しくなりますよね。
はい。本当に嬉しかったです。その時がミュージカルをしていて一番幸せだった瞬間です。
喜びを感じた瞬間を数えてみたことは?
公演した毎回ごとです。なぜなら観客たちがじっと集中して僕と一緒に泣いたり笑ったり呼吸していることをすごく新鮮に感じました。
コンサートでは感じられない雰囲気だからです。
またカーテンコールのときは俳優たちだけでお互い抱き合うじゃないですか。
お疲れ様って。その時がすごく好きですね。
舞台から降りるとき、スタッフたちがお疲れ様ってしてくれたとえ失敗があったとしても無事に終えることが出来たんだって思える喜び。
同僚たちに「リョウク、よかったよ。」って言ってもら言葉を聞いたり、そんな時がいいですよね。

反対に一番辛かった瞬間はいつですか?
突然台詞や歌詞が思い出せなくなってしまった時。
【オオカミの誘惑】の時はコーラス部分の前まで歌えなかったときもあります。
誰かを待っている場面だったんですが、黙って待っているふりをしたんですよ。
一人で感情の演技をしながら、ふふふ。
【女神様が見ている】のときも一度は「悪夢へ祈る」という歌のシーンで歌詞が思い出せなくて、あ、本当に。
その時パク・ソヨン演出家がこうしてくれたんです(真似してくれて)
「思い出せないときもある、あなたはロボットじゃないんだから。良くやったよ。」と。
歌詞や台詞を間違えたらふらふらしそうですね。
「何?そんなのもできないのか。」そんな声が聞こえて来そうじゃないですか。
そうですね。他の俳優が台詞をかむのと僕が台詞をかむのでは次元が違うんです。
僕が台詞を間違えると「力量があの程度なのに主人こうやってるの?」という反応がある場合もあるし、練習不足じゃないのか?という話にもなるんです。
でも、まぁ、僕がまだ実力不足なのは事実だから。
出演作品が増えて行くと観客たちが僕をミュージカル俳優・リョウクとして見てくれてるな~と感じるときはありますか?
まずインターネットでの悪い書き込みが減りました。うはは。
僕は僕に対して良く書かれていることだけを見ては「賞賛が多くなったな」と喜んでいたんです。
【女神様が見ている】をやる時、(イ)ジュギュンだったか、(チョン)ソンウだったか一緒にお酒を飲んでいたんですが、「インターネットで僕の悪口が多いんだ。」と言うんですよ。
それで探してみたんです。するとジュギュンの悪口が多くて、ははは。
事実、悪い書き込みも関心の表れじゃないですか。
そして一人で心の中で思っていることも友達と話してインターネットに書き込まない人もすごく多いから、あまり気にしないようにしたんです。
悪評を聞くとその瞬間は意気消沈しますか?
時間帯によっても変わります。
悪評を夜寝る前に見たら考えも整理出来るんです。こうやって直せばいいのかなって。
でも朝見ると腹が立って一日中気分が・・・はは。
朝はインターネットを絶対見ません。
自分ではどんなときに変わったと感じますか?
初めての作品は2~3時間自分一人でやるんだと考え、難しく思い怖かったんです。
でも今は公演は一緒に作り上げて行くものだと思うようになりました。
そのことが一番大きな変化だと思います。
そして最初は台詞や動線のような約束事をちゃんと守ることが100点だと思っていたけれど、今の考えは少し違います。
台詞を多少間違えたとしても僕と他の俳優間での呼吸が合えば、また観客たちの呼吸が合えばそれはもっといい演技が出来るって思うんです。
だからミュージカルがだんだん面白くなって来たんです。
4作品目の【アガサ】はどうですか?レイモンドは主人公・アガサ失踪事件を暴いて行く重要な役のため少しもっと演技する楽しみがあるのでは?
レイモンドは今まで僕がやって来た役の中で台詞が一番多いんです。
少年から大人へ、また大人から少年にと配役の幅が広く負担が大きかったんです。
だから初めはお断りしたんです。演じきれないと思って。
でももう一度考え直してみたらこの役を演じることが出来ないなら他の作品はどうするんだと、そんな考えが思い浮かび、作品のオファーが来たらやってみようという気持ちで。うふふ。
僕は僕に依頼があった作品をやってみようという主義です。
僕を捜してキャスティングしてくれる理由があるだろうから。
あ、僕が【アガサ】をやる前にネットでこの作品がどれほど多く愛されて来たのかを調べてみたかって?多くの愛を受けたそうですよ。
この作品をちゃんと演じられないととダメだなって、少々負担はありましたが今は初演(前回公演)を見た人が僕が演じるレイモンドを一度見てくれたらいいなっていう気持ちです。
【アガサ】が終わったらリョウクはどのように変わっているでしょうか?
今回レイモンドという役をいただいた時、本当に悩みました。
テーブル作業を全て終えたあともここではどうしてこうなんだ、これはなんだろう、疑問がずっと湧いてくるんです。
一人あれこれ考えて悩んで眠れないなら、一緒にレイモンドを演じる(パク)ハングン・ヒョン、(チョン)ウォニョン・ヒョンに「ヒョン、寝てる?僕の台詞が変えてみたんだけど一度見てくれる?」って明け方にメールしたんです。
【アガサ】の前の【女神様が見ている】をしたときもこれほどまで悩まなかったもんですから。
今回の作品を機会にキャラクターを分析する方法が変わりましたね。
今回の作品が終わって【女神様が見ている】をまた演じるんですが、その時は’スノ’を演じるにあたりたくさんのことが変わっていると思います。
【女神様が見ている】の再公演に出演予定なんですか?
いいえ、まだ制作会社からオファーが来ている訳ではないんですが、今年も公演するなら僕はやりたいんです、絶対。うはは。
面白いですね。もしも制作会社から出演料を下げないといけないかもしれないと言われたら?それでもやりますか?
まずは5月まで【アガサ】のレイモンドいどっぷり浸かって演じきり、その後に考えるってことにします。うふふ。
(完)
4月19日(日)が千秋楽のリョウク。
この記事にもあるようにレイモンド役を一度は断ったけど、やっぱり考え直しチャレンジした作品「AGATHA」。
前作「女神様が見ている」に出たからこそ得た役だったのだと思うな。
大学路のミュージカル俳優さんたちの中に入り、練習を積み、忙しい時間の中、今回も前作同様頑張ったからこそまた一歩ミュージカル俳優の階段を登った気がしました。
Super Junior リョウクももちろん好きですが、ラジオDJをして様々な人と会話しているリョウクも、ミュージカル俳優さんの中で真摯に学び表現豊かに演じているリョウクもとっても好きです。
私は一番リョウクの「声」が好きなので2時間という空間で歌ってくれるミュージカル、毎日ラジオで聴く声は格別なんですよね。
また「女神様が見ている」を演じることが出来るなら観に行きたいな~~と密かに思ってます
昨日はキュヒョンも観に来てくれたんですね~~~

AGATHAが終わり、来週はシュキラMTに行くんでしょうね~~~
お疲れ様でした。そしてありがとう~~~。
自分の覚え書きということで・・・(意訳・誤訳あります。あくまでも素人訳ですのでご理解・ご了承くださいませ。)

リョウクとのインタビューを目前に控え「リョウク」をキーワードとしいろいろと映像を検索する。
Super Juniorが出演した中国のバラエティー番組を見た。
中国語字幕が沢山出ているその画面の中では、リョウクは仕方なくわさび入りのサンドイッチを一口で口の中に入れ苦痛な顔をしているのを、MCたちがのけぞりながら大爆笑しているんだけど、それを見るのがちょっと・・心苦しかった。
それはどこまでもバラエティー番組であり、心配しても仕方がないが芸能人の心配をしてしまっていたのだが
インタビュー時にわさび入りのサンドイッチの放送の話をしてみると、リョウクは返事の代わりに笑った。
それからこう言った。
「滑稽な姿を見るのは面白いじゃないですか」
本当に望む1つのために残りの9つを甘受しているのだが、そのように(受け入れられるように)精通した彼らはアイドルではないのでは?と感じた。
4回目(4作品目)の舞台に上がるリョウクに会った帰り道、彼にもっと大きな期待をしたい気持ちが芽生えた。
彼がミュージカルを本当に切に望んでいることが目に見えて手に取るようにわかったからだ。

「僕が出来る役ならずっとやりたいです」
20代も終わりにさしかかっているというのに相変わらず10代の少年役として舞台に上がるのに抵抗はないのか?という質問にリョウクは目を丸くして躊躇なしに答えた。
やらせてもらえるというのなら40歳になっても10代の役を引き受けたい、とそのことが夢のようなことだとわかっている現実主義者リョウク。
今まで彼を綺麗に笑う花のような少年だとばかり思っていたが、その考えは今からバラバラに砕かれることになる。
頼もしくもっと美しい青春【アガサ】リョウク

数日前【アガサ】の練習室で通し稽古(run through)しているのを見ていたらリョウクの初ミュージカルである【オオカミの誘惑】を今更ながらに思い出しました。
4年という歳月の間にずいぶん成長されたんですね。
うふふ・・いえいえ。多分今現在は先週より少しだけ進歩したって言うことで。へへへ。
初めてミュージカルをした時の気持ちがどんなだったか覚えていますか?
実際の映画の中ではイケメン(훈남)な’チョン・テソン’をSuper Juniorのリョウクが演じて見せるのには、’チョン・テソン’はちょっと大変なビジュアルのキャラクターじゃないですか。
でもこのミュージカル(オオカミの誘惑)自体今まで公演していないミュージカルだし、僕が初めてミュージカルで演じる役だったから僕のスタイルで上手く演じればいいんだ、というとんでもない自信がありました。
演技も良く知らず練習もあまり出来なかったのに。
何事もよくわかっていない時の方がもっと勇敢であるものじゃないですか。
そうですね。今思うとミュージカル俳優が備えるべき条件、というものに対しての理解が足りなかったんだと思います。
同僚俳優やスタッフにも少し距離があったと思うし。
その時は練習して公演する一日がただ過ぎているのに、今は一日一日が過ぎるのがとてももったいないんです。
この時間がとても大切であると知っているから。公演が終わればこの仲間ともこうやって毎日会うことも出来なくなるんだな~との想いがとても名残惜しくて。
ミュージカルに対してよく知らなかったというけれど、新しいことに挑戦するときには期待することもあったと思いますが。
僕と同じ歳のメンバーであるキュヒョンが僕より一年早くミュージカルをやり始めたんですけど、’キュヒョン’という個人名だけで活動し、再びSuper Juniorのキュヒョンとして戻って来た時、すごく成長していたんですよ。
同じメンバーとして何とも言えない満たされた感情を感じました。
僕もメンバーたちに成長した姿を見せたいという気持ち?
ミュージカルをしながら今よりもっと期待されるような芸能人になれるのではないかと期待しました。
Super Juniorのヒョンたちは本当に冷静なんです。
ダメならダメだとはっきり言ってくれるんです。
そんなヒョンたちが「リョウク、お前はミュージカルをしてからSuper Junorの活動をする時に余裕が出た感じだよ。」って言ってくれたんです。
僕がミュージカルをしたことにより得たものは間違いなくあったんだってことですよね。
初めの頃心配だったことはなんですか?
人々が僕のことをどんな風に見るかということです。
観客の方々がアイドルに対して持っている先入観を、一緒に舞台に上がっている俳優たちも持っていたらどうしようと。
僕によくしてくれているスタッフたちにも同じようにそうだったらどうしよう。
そんなプレッシャーがありました。だから評価に怯えました。
初めの頃は本当のことを言うとそういうことが怖かったですね。
アイドルに対して一番の偏見は何だろう?
う~~ん・・・飾られた存在ってことですかね。イメージ管理をしないといけない職業だからそんな誤解がどこへ行ってもされるようです。
お互いの気持ちが通じ合うまでは。
あ!少し前に【アガサ】キム・ジホ演出家がメールをくださったんです。
「リョウクさんは本当に心がけ(心根)がいいようだ。」って。
特別なことではないんですが、僕という人間が一皮剥けたんだなって、思ってくれて本当に嬉しかったしありがたかったです。
そしてアイドルは練習に沢山出て来ないという偏見も少しありましたね。実際、偏見というか本当に初めの頃は沢山練習に出られなかったんですけどね・・・。
ふふ。でもSuper Juniorは一般のアイドルと少し違う感じなんです。
「彼らはアイドルだよね?でも本当にアイドルなのかな?」っていう感じかな。
はは。アイドルということで得をすることも損をすることもあるけれど、僕は’アイドルだから’というレッテルを貼られたくないです。
正直享受することもたくさんあるわけだし。
いつかパダヌナやオク・ジュミョンヌナの名前に続いて「リョウク」という名前が居着く代表的なアイドル出身のミュージカル俳優になりたいとも思います。
ミュージカルをしながら自らが新発見したことはありますか?
僕は自分の発音がよい方だと思っていたんです。
アルバムを録音するときも発声がいいって沢山言われていたので。しかし違ったようです。
ミュージカルの初めの頃は発声のため怒られたんですが、一緒にやる俳優たちが沢山教えてくれました。
少し前に今の【アガサ】アージボルド役の(ファン)ソンヒョニ・ヒョンが精確な発音のため新聞小説を必ず読めばいいんだだと言いながら、うん、「ヒョンは読んでるの?」って聞いたんです。
うはは。ヒョンやヌナたちが僕が出来ないことをいろいろと細かくわかってくれる度努力しないといけないと感じます。

誰かに指摘を受けることはそれ自体新鮮な刺激ではないですか?
Super Junior活動のある時点からそんな指摘をされなくなったでしょ。
だから指摘を受けると新人扱いされているとは思わなかったんですか?
いいえ。誰かが僕に関してこんな風に皮肉を言うのは久しぶりでしょ。マネージャー達も僕にそういう話は出来ないみたいです。僕がすごく敏感に受けとめると思って。
でもミュージカルの現場では不足している点に対して隔たりなく話してくれるのでむしろありがたいです。
僕に対して真剣に向き合ってくれているようで。
あるときは無料で塾に通っているような感じだし。
なのでスケジュールの合間に時間が出来ると練習室へ行こうとしました。
ちょっと立ち寄って挨拶するだけでも何かを得られるような気がして。
そういうときは本当に幸せです。
リョウクの過去の出演作を見て作品を選択する一貫する基準が感じられます。
【オオカミの誘惑】は喧嘩の達人チョン・テソンとして始まり、【High School Musical】のバスケ部主将トロイ、【女神様が見ている】の北韓軍スホ、【アガサ】作家レイモンドの全てが可愛い10代少年じゃないですか。
イメージにふさわしい役を演じているように感じます。
やはり自分の長所を引き立たせる役をやろうとして来たんです。そうすることでミュージカル俳優として自尊心が出来るから。
【High School Musical】の時、キム・キュジョン演出家が「リョウク、君は派手で大きな作品もいいけど、小劇場公演をするともっといいミュージカル俳優になれると思う。」って言ってくださり、ちょうど次の作品として【女神様が見ている】のオファーが入って来たんです。
スホという役をやれて本当によかったと思っています。規模やキャラクター、そういうこと全てを切り離して作品自体が本当に重要なんだとその時学びました。
そうして見ると出演料がはじめと比較して本当に少なくなっているんではないですか?
更にほとんどが中小規模の創作ミュージカルをやったから高い出演料でやることからはかけ離れていますが。
初めと比較してみると・・・少しは。はは。
でもはじめの作品ではSuper Juniorのネームバリューで出演料を受け取っているとするならば、今は「リョウク」という個人としてもらっているようで気分はいいです。
もちろん大きな作品もしてお金を沢山いただけたら更にいいですけど。
でも今はミュージカル俳優になるべく努力をしないといけない過程だと思っています。
そして実際チーム全体として計算してみると今も僕の出演料が少ない訳ではないじゃないですか。
他の俳優にも出演料が共有するというのに申し訳ないでしょ。
ヒョンやヌナたちがそれが僕が受け取るべく取り分だと言ってくれて本当に申し訳ないです。
現在DJを務めているラジオやSNSを通して毎回一生懸命宣伝しているのが印象的なんですが、ひょっとするとその取り分に含まれているのかもしれませんね。
そうでしょ~。はじめはツイで面白くUPしていたんですが、これは宣伝になるなって気づいてからはだんだん責任感が芽生えました。
制作者側も僕をキャスティングした理由は間違いなく広報の目的があったんでしょうから。
僕によって観客が一人でも二人でも来てくれることが僕ら俳優にとっては幸せなことだし、僕を騒いでくれることは幸せなこと・・・。
もちろんそれのあるけれど観客がいてこそもっといいことじゃないですか。
だから差し支え冴えなければ宣伝はずっとしようかと。
大変なことでもないですし、お金がかかることでもないし。
ずいぶん現実的な話ですね。そんなだとは思いませんでした。
【女神様が見ている】の話をしますね。
スタッフたちがはじめ練習室の掃除当番を組む時リョウクを入れるか入れないかで悩んだというエピソードが思い出されます。
しかし顔合わせをした後モバイル団体チャットルームに招待されマンネ掃除当番になったんですってね。
そうなんです。その時掃除認証ショットを撮ったんですよ。でもツイにはUPしなかったんです。避難されそうで。
掃除を1回しただけでそうしたんじゃないのか?って言われそうで。
ふふ。でも「掃除をしたの?」って褒められることもアイドルにとってはまた違う偏見があるようで。
ミュージカル俳優ならみんなやることだから。
【女神様が見ている】の練習する時、ヤン・ジュイン音楽監督が僕が監督が考えていたスホのように歌っていると褒めてくれたことがあったんですが、僕はそのことが記憶に残っています。
その賞賛を聞いてから僕が自分自身を信じられ、演技テクニックが不足していたとしても自信を持ってすればいいんだって思えたんです。
みんなと一緒に練習をしている席でその様な話を聞くと本当に心から嬉しくなりますよね。
はい。本当に嬉しかったです。その時がミュージカルをしていて一番幸せだった瞬間です。
喜びを感じた瞬間を数えてみたことは?
公演した毎回ごとです。なぜなら観客たちがじっと集中して僕と一緒に泣いたり笑ったり呼吸していることをすごく新鮮に感じました。
コンサートでは感じられない雰囲気だからです。
またカーテンコールのときは俳優たちだけでお互い抱き合うじゃないですか。
お疲れ様って。その時がすごく好きですね。
舞台から降りるとき、スタッフたちがお疲れ様ってしてくれたとえ失敗があったとしても無事に終えることが出来たんだって思える喜び。
同僚たちに「リョウク、よかったよ。」って言ってもら言葉を聞いたり、そんな時がいいですよね。

反対に一番辛かった瞬間はいつですか?
突然台詞や歌詞が思い出せなくなってしまった時。
【オオカミの誘惑】の時はコーラス部分の前まで歌えなかったときもあります。
誰かを待っている場面だったんですが、黙って待っているふりをしたんですよ。
一人で感情の演技をしながら、ふふふ。
【女神様が見ている】のときも一度は「悪夢へ祈る」という歌のシーンで歌詞が思い出せなくて、あ、本当に。
その時パク・ソヨン演出家がこうしてくれたんです(真似してくれて)
「思い出せないときもある、あなたはロボットじゃないんだから。良くやったよ。」と。
歌詞や台詞を間違えたらふらふらしそうですね。
「何?そんなのもできないのか。」そんな声が聞こえて来そうじゃないですか。
そうですね。他の俳優が台詞をかむのと僕が台詞をかむのでは次元が違うんです。
僕が台詞を間違えると「力量があの程度なのに主人こうやってるの?」という反応がある場合もあるし、練習不足じゃないのか?という話にもなるんです。
でも、まぁ、僕がまだ実力不足なのは事実だから。
出演作品が増えて行くと観客たちが僕をミュージカル俳優・リョウクとして見てくれてるな~と感じるときはありますか?
まずインターネットでの悪い書き込みが減りました。うはは。
僕は僕に対して良く書かれていることだけを見ては「賞賛が多くなったな」と喜んでいたんです。
【女神様が見ている】をやる時、(イ)ジュギュンだったか、(チョン)ソンウだったか一緒にお酒を飲んでいたんですが、「インターネットで僕の悪口が多いんだ。」と言うんですよ。
それで探してみたんです。するとジュギュンの悪口が多くて、ははは。
事実、悪い書き込みも関心の表れじゃないですか。
そして一人で心の中で思っていることも友達と話してインターネットに書き込まない人もすごく多いから、あまり気にしないようにしたんです。
悪評を聞くとその瞬間は意気消沈しますか?
時間帯によっても変わります。
悪評を夜寝る前に見たら考えも整理出来るんです。こうやって直せばいいのかなって。
でも朝見ると腹が立って一日中気分が・・・はは。
朝はインターネットを絶対見ません。
自分ではどんなときに変わったと感じますか?
初めての作品は2~3時間自分一人でやるんだと考え、難しく思い怖かったんです。
でも今は公演は一緒に作り上げて行くものだと思うようになりました。
そのことが一番大きな変化だと思います。
そして最初は台詞や動線のような約束事をちゃんと守ることが100点だと思っていたけれど、今の考えは少し違います。
台詞を多少間違えたとしても僕と他の俳優間での呼吸が合えば、また観客たちの呼吸が合えばそれはもっといい演技が出来るって思うんです。
だからミュージカルがだんだん面白くなって来たんです。
4作品目の【アガサ】はどうですか?レイモンドは主人公・アガサ失踪事件を暴いて行く重要な役のため少しもっと演技する楽しみがあるのでは?
レイモンドは今まで僕がやって来た役の中で台詞が一番多いんです。
少年から大人へ、また大人から少年にと配役の幅が広く負担が大きかったんです。
だから初めはお断りしたんです。演じきれないと思って。
でももう一度考え直してみたらこの役を演じることが出来ないなら他の作品はどうするんだと、そんな考えが思い浮かび、作品のオファーが来たらやってみようという気持ちで。うふふ。
僕は僕に依頼があった作品をやってみようという主義です。
僕を捜してキャスティングしてくれる理由があるだろうから。
あ、僕が【アガサ】をやる前にネットでこの作品がどれほど多く愛されて来たのかを調べてみたかって?多くの愛を受けたそうですよ。
この作品をちゃんと演じられないととダメだなって、少々負担はありましたが今は初演(前回公演)を見た人が僕が演じるレイモンドを一度見てくれたらいいなっていう気持ちです。
【アガサ】が終わったらリョウクはどのように変わっているでしょうか?
今回レイモンドという役をいただいた時、本当に悩みました。
テーブル作業を全て終えたあともここではどうしてこうなんだ、これはなんだろう、疑問がずっと湧いてくるんです。
一人あれこれ考えて悩んで眠れないなら、一緒にレイモンドを演じる(パク)ハングン・ヒョン、(チョン)ウォニョン・ヒョンに「ヒョン、寝てる?僕の台詞が変えてみたんだけど一度見てくれる?」って明け方にメールしたんです。
【アガサ】の前の【女神様が見ている】をしたときもこれほどまで悩まなかったもんですから。
今回の作品を機会にキャラクターを分析する方法が変わりましたね。
今回の作品が終わって【女神様が見ている】をまた演じるんですが、その時は’スノ’を演じるにあたりたくさんのことが変わっていると思います。
【女神様が見ている】の再公演に出演予定なんですか?
いいえ、まだ制作会社からオファーが来ている訳ではないんですが、今年も公演するなら僕はやりたいんです、絶対。うはは。
面白いですね。もしも制作会社から出演料を下げないといけないかもしれないと言われたら?それでもやりますか?
まずは5月まで【アガサ】のレイモンドいどっぷり浸かって演じきり、その後に考えるってことにします。うふふ。
(完)
4月19日(日)が千秋楽のリョウク。
この記事にもあるようにレイモンド役を一度は断ったけど、やっぱり考え直しチャレンジした作品「AGATHA」。
前作「女神様が見ている」に出たからこそ得た役だったのだと思うな。
大学路のミュージカル俳優さんたちの中に入り、練習を積み、忙しい時間の中、今回も前作同様頑張ったからこそまた一歩ミュージカル俳優の階段を登った気がしました。
Super Junior リョウクももちろん好きですが、ラジオDJをして様々な人と会話しているリョウクも、ミュージカル俳優さんの中で真摯に学び表現豊かに演じているリョウクもとっても好きです。
私は一番リョウクの「声」が好きなので2時間という空間で歌ってくれるミュージカル、毎日ラジオで聴く声は格別なんですよね。
また「女神様が見ている」を演じることが出来るなら観に行きたいな~~と密かに思ってます
昨日はキュヒョンも観に来てくれたんですね~~~

AGATHAが終わり、来週はシュキラMTに行くんでしょうね~~~
お疲れ様でした。そしてありがとう~~~。