NHKで放送された6話完結のドラマ


原作は角田光代さんの同名小説




不倫相手との間にできた子を相手の言葉を信じ渋々中絶。


それをきっかけに子供が産めない体になった上、不倫相手の妻が出産したことを知り、衝動的にその赤ちゃんを誘拐し育て始める・・。


地上に出て7日で命が終わるセミが、8日目を迎えるとしたら・・


誘拐という罪を犯しても母になり、子供と過ごす姿を描いた作品。


血のつながりとは何か、愛情とは何か、母性とは何か・・



不倫、誘拐、逃亡・・これらは決して許される行為ではないけれど、主人公が母親になりたかった気持ち、子供を愛おしく思っている姿を見ると複雑でした


誘拐された側はもちろんたまらない思いでしょうが・・。


後に子供は本当の親元に戻るわけですが(主人公逮捕後)、「因果応報」ということもついてまわったと思います。



主人公が出会う登場人物も様々で、育児ノイローゼーの果て子供を手にかけてしまった母親、学生のため親に中絶させられそうになり逃亡し出産した母親、離婚後相手方に息子を取られてしまい会えずにいる母親、娘にきついことを言いつつも出て行った娘の帰りを待つ母親・・。


賛否両論ある作品だとは思うけれど、幼児虐待のニュースをよく耳にする昨今、血縁だけが必ずしも大切だとは思えないし、母親なのだから当然だと思われている母性にも正しい答えがあるわけではないと感じました


原作本を読んでいないのでドラマとの違いが比較できませんが、全6話の割りにいいドラマだったと思います


18日から新しく始まるドラマ「離婚同居」もおもしろそうです