ここでUSMLEの受験について少し補足をしておきたい。
試験を受けるためには、まずECFMGのサイトに事前登録
をしなくてはいけない。
この登録が意外にやっかいで、インターネットを通じて基本
情報を登録するだけでなく、同時に卒業証書や成績証明の英訳、
保証人証明など各種書類をECFMGに送付しなくてはいけない。
成績証明の英訳は大学に依頼することになるのだが、自分が
依頼した当時まだ大学側もその手続きに慣れていなかった。
そのため、知り合いから手に入れた見本を送付し、それをもとに
何度か大学側と電話で連絡をとりながら書類を作成してもらった。
保証人証明もやっかいだった。保証人と本人が直接アメリカ大使館
に赴かなくてはならず、また大使館員の面接を経た上で書類が発行
されるため半日近くを費やした。
自分の場合、英語の堪能な親類(家内の叔父)が近くにいたため、
保証人をお願いしたところ快く引き受けて下さった。
今振り返ると、この日は留学する上でとても重要な一日だった。
それまでは、USMLEの勉強こそしていたものの、留学の具体的
なビジョンまでは描いていなかった。
しかしこの日を境に、保証人まで立てたのだから今後後戻りは
できないという強い決意が芽生えたのは確かだった。
また、留学を現実のものとして真剣に考えるようになったのも
この日からだった。