外来を担当して1週間になりました。
毎週水曜日に来るCPの患者さん。
アテトーゼ型、伸展パターンが強く表れ、
非対称性緊張性頸反射もみられます。
私の職場でリハビリをするようになって2年たちます。
体重がかなり重くて
車椅子からマットに移動する際は2人がかりなので
助手の頃、よく手伝いをしていました。
いつも遠目から「大変そうだな」と思ってみていたのですが、
その私がリハビリをする日がきました。
不安 な顔を見せてはいけないと、
がんばって平静を装っていましたが、伝わってたらしく
「左のほうは緊張が高いけど、右より動かしやすい」
と患者さんは教えてくれました。
く○○き先生の授業を必死に思い出しながら、
上肢のROM-exのとき、不意に
「あ、ぬけた」と
驚くほど筋緊張が落ちる肢位を見つけました。
授業では解らなかった瞬間を目の当たりにしました。
kneeringからベッドへの移動がうまくいかなくて
お互いに汗をかいてました。
だけど、ベッドから車椅子への移動は自信 がありました。
昨日、外来パートナーのヒロシから
「足底が接地すると伸展パターンになり大変」と聞いていたし、
私には助手時代からのキャリアがあると思ってました。
車椅子、足と腰をかけてる位置を確認、
しっかり抱きついてもらって、頸部、体幹を屈曲させて
…
「息が合ったね!うまいうまい」と患者さん。
自信を持つことでこんなにも変わるものかと思いました。
「やらかくなるのは自信 固くなるのは気負い
自分を信じると書いて自信だが ここも このへんも もっともっと
自分をとりまく空気までを信じられるような
このやらかい空気に包まれている限り 斬られる気はせぬものよ
そのうちその空気は相手をも包むほどのびて
そしたらどうなると思う?(井上雄彦)」