洗剤・柔軟剤の臭いを取る(3) 現在の到達点 (修正あり) | ある。のブログ

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洗剤・柔軟剤の臭いを取るための検討の現在の到達点です。

 

柔軟剤の臭いを除去するための衣類洗浄手順(家庭での少量処理)

 

●目的と背景

柔軟剤の香料に敏感な人向けに、外出時に衣類へ付着した香りを自宅で除去する方法をまとめた。通常の洗濯機では対応しづらい温水使用や中性洗剤を活用するために、容量約10リットルの小型洗濯機を併用。

 

●小型洗濯機を使う理由

 ■温水の使用・・・通常の洗濯機では多量かつ高温の温水使用が困難
  ■中性洗剤の使用・・・通常の洗濯機内での使用を避けたい(泡の処理が不安)
 

●準備するもの
 
●手順0︓乾いた状態での⾹料カプセル破壊
 衣類が乾いた状態で、柔軟剤の⾹りが気になる部分を乾いたタオルでこする
 ※摩擦によってマイクロカプセルを物理的に破壊し、後工程での除去促進を狙う
 
●手順1︓中性洗剤による予備洗浄(小型洗濯機)
  1. 小型洗濯機に温水(4050℃710L)を入れる
  2. 中性洗剤を泡立ちが確認できる程度に投入し、洗濯機を回して洗剤をなじませる
  3. 衣類を投入し、10分程度撹拌
  4. 泡が消える場合、中性洗剤を適宜追加
  5. 撹拌後、できるだけ水分を切る(小型洗濯機は脱水機能がないため)
  6. 風呂の残り湯等で中性洗剤をできるだけ落とす(水道水や残り湯など、特に制限はない)
  7. 再度水分を切る
●手順2︓粉せっけん液の準備(小型洗濯機)
  1. 小型洗濯機に温水(4050℃)を満たす(温水量は任意、回して溢れない程度まで)
  2. 電子はかりで「ピリカレ(粉せっけん)」を3g秤量 
    通常の洗濯機にて、水40Lに対してピリカレ3gの比率とするため ※※参照
  3. 洗濯機を回しながら、ピリカレを少しずつ投入(ダマ防止)
  4. 510分ほど回して、ピリカレを十分に溶かす
●手順3︓本洗い(通常の洗濯機)
  1. 衣類を洗濯機に投入
  2. 今回は水量40リットル(付近)に設定
    ※粉せっけん液とあわせて、トータルで40リットルにしたい
    ※※2025/8/30修正 洗濯機は自動で水量を合わしてくれるわけではなかった
       よって、設定40L+せっけん水10Lであれば、計50Lとして、粉せっけんは3.75gが適切のようだ
  3. 洗い時間は長めに設定
  4. すすぎは2回以上に設定
  5. 脱水も長めに設定
  6. 給水開始後、手順2で用意した粉せっけん液を投入
  7. 洗濯を進める
●手順4︓天⽇⼲し
 洗濯終了後、屋外で天⽇⼲しする
 
■補足ポイント

 ・摩擦により、マイクロカプセルの物理的破壊により、洗浄効果向上を狙う

 ・中性洗剤はマイクロカプセルを「浮かせて落とす」役割

 ・ピリカレ(粉せっけん)は香料の除去に有効(経験的)

 ・小型洗濯機は温水使用・中性洗剤使用に最適

 ・温水(4050℃)は、化学的プロセスの促進を狙う

 ・天日干しは仕上げとして重要、香料の分解を期待

 
★今回使用した洗剤と道具

 3世ピリカレ【粉タイプ】1kg入(https://www.pirikare.com/products/detail/10

 バケツ式洗濯機SP-BKWM01https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQYDM83H

 ミニデジタルスケール (https://www.amazon.co.jp/dp/B0CTQ6F4C1