こなかりゆ

テーマ:
こなかりゆと
小川美潮は

特別な存在です。




美潮さんのアルバムは
何回か書いてますが

なかなか簡単に書けない
こなかりゆ



彼女こそ
天才肌のミュージシャン


幼少をシカゴ、ニューヨークで過ごしている帰国子女なので
感覚がもう、日本人とは一味違うのです。



かといって
けっしてアメリカンではなく
こなかりゆの世界


歌詞に英語をあまり使わず
日本語を大事にしている。



言葉の感覚はかなり
独特ですが。



歌い方は誰のマネでもなく

譜割りは自由すぎて
小節をひょいひょい飛び越えてゆく



Riyu's Album
はポリスター時代のリリース作品からのベスト盤

新録も含まれる。




こなかりゆの市販としては
最後のものとなります。




どの曲がとかはなく
こなかりゆの作品は
全てが重要作。




犬の気持ち
とか、いかにも
こなかりゆの世界



自分の名前をこんな
歌詞に出す人はそうそういない。




サポートミュージシャンは
マークリボーなど海外ミュージシャンが主




基本、ポップスなんだろうけど
ジャズ要素は強い。


プログレ的でもある。





こなかりゆは
大好きなリスペクトする
アーチストだったのですが


語りづらい
というのは


彼女は病気で
両目を失明(完全ではないらしいが)してしまうのです。




その後は
亀の歩み(本人いわく)での楽曲製作で

自主レーベルでのリリースと
ライブ活動になります。




ポリスター時代のCDも
もう何年も店頭で見ることはなく(廃盤なのかな)

こなかりゆのコーナーさえ見なくなってしまった。




ひじょうに残念。





こなかりゆの音楽は
残ってほしいと思う。





おばあちゃんは女の子


とか泣きそうになる名曲ですよ。



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Riyu's Album/RIYU KONAKA[2000]


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この不敵な感じが
りゆちゃんなのです。