こんにちはー!
今日はスマホの話を。
先日、長男が入学する予定の
中学校の説明会へ行ってきました。
入学に関する手続きとか
学校での生活スタイルとか
そういったお話がありまして。
最後に
「スマホは危険です」
というお話がありました。
「スマホをもたせてる保護者の方、
フィルタリングはしてますか?
課金制限はかけていますか?
犯罪に巻き込まれたり、
罪を犯したときに責任を問われるのは
保護者の皆様です。」
という結構強めの言い方で。
なかなか言うなあ、と思いながら
一番前で聞いていたのですが。
(あ、こういうときは一番前に座る派です)
たしかにな、と思う部分と
それってどうなの?と思う部分がありました。
そのあたりを少し書かせてください。
まずは先生のお話から。
昨今、スマホ・・・というか、
主にSNSとオンラインゲームが原因となる問題が
多数発生しているそうです。
以下は女子に多いやつ。
・自撮り画像を友だちだけに送ったがはずが
勝手にSNSでばらまかれた
・LINEで誹謗中傷された子の保護者が
スクショを取り、訴えると言い出した
・身バレして学校まで知らない人が来た
ネットニュースを見ていれば
よっく目につく話です。
テレビでのニュースでの報道は
正直アタシがテレビを見ないので・・・
どのくらいそういった内容を流しているのか
わかりません(´・ω・`)
自撮り写真をとって
人に送るということが
どういうことなのか
わからないままに生きている人が
たくさんいるってことなのかなーって
思ってます。
データは半永久的に残ります。
相手がたとえ信頼の置ける人だったとしても
その人はネットに対して
無知
かもしれない可能性は否定できない。
むしろ
どいつもこいつも
ネットに関しては
無知なやつばっか
と思っている方が安全に生きられる気がします。
信頼しているからと
保証人になって
後々困ったことになる人は
たくさんいるわけです。
そもそも
「信頼」
なんてものは
絵空事だと思って生きたほうが良いと思うのです。
信じられるのは自分だけ。
その考え方は人によっては
「寂しい人だねー」
と思うのかもしれませんが
身を守るという意味では
非常に正しいと思います。
家族の言うことも
先生の言うことも
友達の言うことも
半分信じて
半分疑う。
「自分がされて嫌なことは
人にもしない」
は名言ですが
「自分がされて嫌じゃないことは
人にもしていい」
と言い換えることもできるのです。
あ、それが正しい考え方だとは思わないですけど
そう思う人だっているってことです。
当人してみれば
Twitterで拡散するのも
Instaで面白おかしくアップするのも
「良かれ」
と思ってやっている可能性が高い。
もちろんその結果
何が起きるかなんて想像もしてないでしょうね。
男子に多いのはゲーム課金問題だそうで。
・課金するお金がないから
親のクレジットカードに手を付ける
・課金するお金がないから
クラスメイトの財布に手を付ける
・課金するお金がないから
itunesカード等を万引する
か、課金原因の強さ!
なければ盗めばいいじゃない。
アント○ネットさんもびっくりですね。
そもそも、こういった「課金」に走るのは
勉強についていけなくなったお子さんに多いとか。
1.中学入学祝にスマホをもらう
2.スマホゲームにハマる
3.ゲームに夢中で勉強する時間が減る
4.勉強についていけなくなる
5.家に引きこもる
6.ゲームで強くなるため課金の欲求が生まれる
7.課金のための盗み、暴力が生まれる
っていう流れだそうです。
なるほど。
まあ、先生が「多い」っていうんだから
実際に多いんでしょうねぇ。
分母も分子もわからないけど。
そんなこんなな理由から
学校さんはとても手厳しく、
スマホに関して
生徒にも保護者にも注意するんだそうです。
…まあ確かに。
デジタルタトゥーという言葉が出てくるくらい
一度ネット上に旅立ったものは
まず回収できないでしょう。
課金問題にしても、
お金を稼ぐ大変さを知らずに育った子は
「そうだ、課金しよう!」
ってなるのかもしれないですね。
でもね。
この情報化社会で
スマホも持たずに
生きていく不自由のほうが
よっぽど問題だと思うんですよね…。
前にも書いてますけど
使い方を教える時間が必要なんじゃないの
と思うわけです。
そんなの家でやれ?
やってるよ!
SNSについては実際にどんな事件が起きたか
とくとくと小学1年生から話してる。
でなきゃインスタも、YOUTUBEもさせられない。
それでもミスもする。
ミスしたときにはその結果どんな事が起きるのか
実際の事件の話と紐付けて再度とくとくと話す。
ただし、必ず言うのは
なにかアップするときは
親の確認を得てから!
ということ。
課金に関しては
「自分で稼げるようになってから」
といってあります。
人のお金で
アイテム買って
強くなったって
本当の強さと言える?
と言うと、結構納得してました。
いいのか悪いのかわかりませんが
お金を稼ぐのは
とても大変なことなんだ
という話も常々してます。
ゲームを買うのも、
日々のご飯を食べるのも、
電気や水が毎日使えるのも、、
誰かが働いて得たお金を払っているからなんだと。
その結果、時折
「あ!母ちゃん、これ買ってほしい!」
といってきても
「あーこれ、5000円するね。やっぱいいや」
と自分で値段を見て諦めるようになりました。
その代わり、どうしても欲しい物に関しては
「誕生日プレゼントとして先にほしい!」
とか
「家にお小遣いがいくらあるから、
残りを出してほしい」
とか、ある程度交渉してくるようになりました。
線引を自分でしてくれるので
こちらとしても話がしやすい部分はありますね。
なので課金の相談もほぼありません。
先日、長男が
「友達が誕生日に課金用のiTunesカードもらったんだってー」
と報告してきて
「でもなんか、もったいないよね。」
と。
なんで?って聞いたら
「だってオンラインゲームなんて、
いつサービス終了するかわかんないのに。」
といってました。
これには少し驚きましたね(笑)
結局の所、
親や周りの大人が
どの程度SNSやゲームのことを知ってるかっていう
知識量に関わる部分てあるんじゃないかなって思います。
スポーツ得意な親御さんの子どもは
スポーツ得意だったり、
頭のいいご家庭の子どもは
やっぱり頭良かったりするじゃないですか。
DNAによるところもあるとは思いますが、
鍛え方、取り組み方を知ってるから、
得意になる部分もあるんじゃないかな。
そう思うと、スポーツや高校生の勉強みたいに
「やってもやらなくてもいい」
ものは、それぞれの家庭の取り組み方でいいんでしょうけど、
スマホやインターネットのような
これから生きていく上で関わらずには生きていけないもの
に関しては、
小学生がひらがな・カタカナを学ぶように
一律での教育が必要なんじゃないかなって思うんですよね。
一律でやらないからいつまでたっても
「無知」
が減らないんじゃないかと。
スマホずっと触ってゲームしてる人間と
スマホは殆ど使ってません、て人が
同じ教育をできるわけないじゃないの!
ネットリテラシー教育は
日本の最重要課題だと思いますよ。
だめダメ駄目
っていうんじゃなく、
数学の公式を使うときに
こういうときはこの公式、
こっちはこの公式
って教えるじゃん
あれと同じ事が必要なだけだと思うだけどなぁ。
他にも「ん?」って思ったのが
警察署の人が来て話をしてたんですけど
「ある女の子が行方不明になって、
全然知らない人Aに会って、
さらにその知らない人Aの紹介で
知らない人Bに会って
結局はCっていう知らない人の家に泊まってたんですよ。
これがSNSの恐ろしさです」
みたいなことを言ってたんだけど…
えーと
それって
スマホがなかったころも
やってたのでは…。
いわゆる「ヤンキー」とか「不良」とか言われてた人々は
みんなやってたような…。
今は見た目で判別ができなくなったから
誰がそういった鬱屈した気持ちを抱えているのか
可視化されないだけで…
以前にはたくさんあったそういった若者の
たまり場となってたはずのゲームセンターなんかが
健全化されちゃって、
たまるとこもなくなって
行くとこともなくなって
街の片隅にフラフラと出ていっているような…
いつの時代になっても
家庭環境が荒れているとか
勉強についていけないとか
そういう人はやっぱりいるわけで
過去にはその中の一部の人が
いわゆる「グレた」と言われることもあったんでしょうけど
グレたからってそのまま働きもせず
ニートになったりヤクザになったりするのかっていうと
そういうわけでもないじゃん?
むしろ、早くから働いてたり、
家庭をもったりするし・・・。
今って表向きだけをきれいに整地して
その下に何が隠れてるかなんて
考えないようにしてる気がする。
だから社会の格差はどんどん広がるんじゃないかな。
うん、話が大きくなってきたけど
なんでもいいことも悪いこともあるのが当たり前なんだから
いいとこどりできるように、
子どもに教えてあげればいいんじゃないかなー
って思った話です。
拙い記事に最後までお付き合い、ありがとうございました!
よかったらまた遊んでくださいねー。