貧乏って、どういうことなのかを考える機会がありました。

あ、なんか難しい話、堅い話、に思えるかもしれませんが、
まったくそんなことはないので、
いつものテンションでお付き合い頂けたらと思います。

きっかけは某ニュースサイトにあった

「理想の貧乏」

という記事でした。

それは、ざっと内容を紹介すると、
「貧乏」というのは

ぼろぼろの服を身に着けて、
食事に困っていて、
電気や水道が止まっている…。

というような状態でなければ、
「世間的に貧乏とは認められない」
という話。

まあ、確かにそうだなぁ、と思ったのです。

パッと貧乏、と聞いて思い浮かべるのは
「麒麟」の田村さんが、公園に住み、
段ボールを食べていた、なんて話。

でも実際にはそうではなくて。

衣食住、はとりあえずなんとかなってるけど、
それ以上のことが何もできない、
という家庭が増えているのだそう。

衣食住、あるんならいいじゃないの、
と思われるかもしれないのですが、
実際にはかなりダメージがあるそうです。

最初に書いた、食べるものにも困っている、という状態は
専門的(?)には「絶対的貧困」というんだそうです。

うーん、
ほら、誰がどう見ても絶対、貧困ですよね!
って感じでしょうか。

そして、後で書いた、ちょっとしたときに差異が出てくる貧困を
「相対的貧困」
というんだそうです。

平均と比べると、足りないところがある、という感じでしょうか。

でもって、今回アタシが「え!?」と思ったのは、

相対的貧困の家庭では、
絶対的貧困の家庭に比べて、
ゲーム機や、スマートフォンの所持率が高いんだそうです。


…(´・ω・`)

ま、まさか…。

実は我が家も相対的貧困なのでは…。

と、貧乏を意識した次第です。

確かに稼ぎはあまりよくないし、
旦那なんかどう考えてもブラック企業にお勤めだし…。

あ、なぜ、相対的貧困の家庭で所持率が高いかというと、
共働きで留守にすることが多く、
連絡手段としてのスマホ、
そして時間つぶしの為のゲーム、ということらしいですよ…(´・ω・`)

うーん、あてはまる…。

以前に書いたのですが、こんなことがありました。

長男の友達が我が家に遊びに来て

「長男君のおうちってお金持ちだね!」

と言ったのです。

その理由は

「最新のゲームがなんでもある!」
(※なんでも、は明らかに誤りなんですけど)

ということ…。

でも、その子のおうちは
年に一度は家族旅行に出かけるというね。

その方が絶対お金持ちだし、という話。

うーん。

お金のこともありますが、
そもそも旅行に行けるような連休を、
旦那がとれない…。

これが格差か…(´・ω・`)


と、そんなことから、いろいろ調べたのですけどね。


結論から書くと、ごめんなさい。
まだまだ甘かった。

ここまで読まれた方、
すでにイラっとされてるかもしれないのですけども。

調べた結果、本当に大変な状態の人、
子どもが沢山いるんだなぁ、
と反省した次第です…。

ちょうど昨夜のドラマ「民衆の敵」でもやってましたが。

(あれ、結局なんでうまく「こども食堂」ができたのか
よくわかんなかったな)


相対的貧困の例を、具体的に書くと、

クラブ活動に金銭的な理由で参加できない、
習い事ができない、
とか、そういう状況のことのようです。

いや、習い事なんてしなくてもいいじゃん!

と思う人もいるかもしれないですが、
長男が小学校に入り、分かった事実としましては、

1クラス35人中30人は1つ以上の習い事をしている、という事実。
(アタシ調べ)

何も習い事をしていない子、なんてのは
かなりのレア認定をされるようです。

別に、長男の通う小学校はお金持ち学校ではないですし、
普通以上でも普通以下でもない、ふつーの
公立小学校です。

毎日のように習い事がある子からすれば
「いいなあ、何もなくて」
と思うようですけど、
何もない子からすれば
「なんで自分だけ何もできないんだろう」
というつらい思いを、
学年が上がるごとに感じるようになるそうです。

ちなみに、幼稚園でも、
年少さんの時は習い事ゼロの子も多いのですが、
年長さんになると、1つ以上の子がほとんどになります。

おっと!
ここで注意ですが、アタシ自身に、習い事してないおうちはどーの、
とかっていう差別的な気持ちはないので、
誤解しないでくださいね。

この記事では「貧乏」をとりあげてはいますが、
お金の問題は関係なく、習い事をさせないおうちだってありますから。

ただ、そういった、「孤独感」を感じてしまう子どもがいるのも
事実なんだなぁ、と思っている次第です。

ちょっと調べたところによると、
日本における子どもの貧困は6人に1人だそうです。

36人中、6人が貧困。

ほぼほぼアタシ調べのデータと合致…。
(これは偶然)

そして、その結果として、
「夢を見ることができない子ども」
が増えているんだそうです。

もちろん、金銭以外の事情もあるかもしれないですけども、
何かになりたい、と思っても、
それを目指すための費用が捻出できない事実がわかっているので、
最初から、夢を見ないようにするんだそうです…。

悲しい…。

自己肯定感も、とても下がっていって、
自分自身への評価も低くなり、
大きくなった時のことを想像しても、
楽しみではなくなるんだそうです。

なんとかならないものか…。

結局、自分の中でもやもやしているだけで、
何も解決の糸口なんて見えないのですけど。

ペンは剣より強し。
(ペンじゃないけど)

何かできることはないかと、考えている、
ということを書きたくて記事を書きました。


貧困についての特集もいろいろあるようですが、
見た目だけではわからない貧困がある、ってことを
もっと広く周知してほしいなぁと思いました。


身も蓋もない話ですみません。
最後までお付き合い、ありがとうございました。

またぜひ、お会いしましょうー(^○^)