「ねえ、潤子。

友達ってなんなのかしら。

私は友達だと思っていたのだけど、
相手はただのママ友だと思っていたみたいでがっかりした。」

という相談を受けた。

うーん。

ちょっと前にもママ友の話を書いたのですが、

「友達」の定義なんてないんじゃないかと思うのです。

ましてや、言葉なんて非常にあいまいなもので、

「ママ友」の解釈のしかたもそれぞれだし…。

出だしは子どもの友達のママでも、
今は友達。

でも呼び名は気にせず「ママ友」と言ってる場合だってあるだろうし…。

どういう関係なのかを説明する時に

「ママ友」

って言えば便利な感じもありますしね。


そんだけの話じゃないのかなぁ、と思うのですが。


そもそも結構

「友達か、そうじゃないか」

の区切りをつけたがる人は多いなぁと思うのです。


特に女子。

●●って友達なんでしょ?

ときくと

「ちがうちがう、知り合い」

って答えたりね。

知り合いと、友達は、確かに違うんだろうけど、

そんなに厳密に気にしなきゃいけない事なのかなぁとも思う。

もちろん、

「私があの人と友達だなんて、恐れ多い!」

と言う場合もあるのかもしれませんが。

往々にして、

そんなに気にしなくてもいいじゃん

って感じの事が多いかな…。


人間関係って、境界が曖昧ですよね。

友達と知り合い。

友達と親友。

友達と恋人。

こうして並べてみると、やっぱり

「友達」が曖昧なんですかね。


で、そんなことを言ったら

「じゃあ、潤子の友達の定義ってなんなのよ」

と言われたので。

改めて整理整頓の為に書いてみるのですけども。


気兼ねなく連絡が取れる相手、が友達ですかね。

LINEを送ろうと思い立っても、
内容に悩んだり、送信ボタンを押すのに躊躇したり、
そういう相手は友達ではないかな、と。

知り合いとか、職場の人とか。


学校や職場で毎日会うから友達ってのは違うし、
もう何年も会ってないから友達じゃないってのも違うと思う。

何年も会ってなくても思い立った時に連絡できるのが友達かなって。

そうなるとそういう相手は数える程度しかいませんね。

「でもさ、そういう相手って、
やっぱり小さいころからの付き合いとかじゃないの?」

うーん、君も突っ込むね!

ではここで実際にアタシの「友達」カテゴリに入りそうな人を出会った頃別に見てみる。


小学校:女子2人

中学校:女子4人、男子2人

高校:女子1人、男子1人

専門:女子1人、男子2人

社会人:女子2人

ママ友:女子3人

って感じかなー。


小学校、中学校、高校は数年に1回しか連絡取らない子も入ってます。

更にいえば、小学校、中学校カテゴリには、大人になってから再会して、
連絡取るようになった子もいます。

あと、専門時代の男子2人ってのは、コンパとバイトで知り合った男子です。

同じ学校だったわけじゃないのです(笑)


これが多いのか、どうなのか???


でも連絡取る回数としてはそんなに頻繁じゃないしなぁ。

連絡取る回数だけなら、PTAとか子ども会とかのメンバーの方がダントツ多い(笑)

つまり、連絡を取る頻度では友達かどうかのライン引きはできない、とアタシは考えるのです。

ちなみに、そういった、PTAや子ども会のメンバーとは、ご飯食べに入ったりもしますが、

これはどっちかっていうと、会社のお付き合いに近いような気がします。

会社の中で無理に友達にならなくてもやっていけるのと同じように、

PTAや子ども会の中でも、無理に仲良くならなくてもいいよね、と思ってやってます。

うわべだけ、と言えば聞こえが悪いかもしれませんが、
まずはうわべだけでもお付き合いできれば十分でしょう、と思います。


何がきっかけで友達になるかなんてわかりませんが、

趣味が合うとか
話が合うとか
利害関係が一致するとか。

この最後の利害関係って話をすると、

「そんなの友達じゃないよ!」

と言う人がいるのですが、

利便性もないのに友達でなんていられないでしょう。

その人とつき合うことで、何かしらの利点があるはずなんです。

楽しい時間、有益な情報。

なんもないのに付き合ってられません。

これを「友達じゃない」と判断されるなら、
それはそれで仕方ないですけど。

損得勘定で考えたっていいじゃない。

皆言葉に出さないだけで、どこかでは考えてると思うけどなぁ。

こういうこと書くと、

「冷めてる」

とか言われるんですけど。

冷めてるのとはちょっと違うと思います。

分かりやすく伝えてる、って感じです。


なのでね、

世の中で友達がいないとか、できないとかで悩んでる人、

悩まなくていいんです。

たぶん、あなたの「友達」への壁がちょっと高すぎるだけです。

友達には利益を求めない。

友達には何でも話せる。

友達とはたくさん連絡取る。

そんな感じ?

もっとゆるくていいんですよ。

相手がどう思ってるかなんて気にはなるけど、関係ないんです。

結局自分がどう思うかですから。

自分が友達だと思うなら、

その人はあなたの友達なんです。

ただ、捨ててほしいのは

「友達ならこうあるべき」

という「型」「枠」ですね。

その枠に当てはめようとする限りは、
なかなかうまくいかないかもしれません。


今回の相談相手にもそのように言ったのですけど…

「そんな簡単に割り切れないよ」

と言われました。

うん、簡単じゃないよね。

でもまあ、貴方にはアタシがいるからいいじゃん。

「…そ、そっか…」

ってことで、話は終りました(笑)


簡単じゃないけど、結構単純でした(笑)

ここ見てたら怒られるかな?


もし、同じように悩んで相談してきた人がいたら、
是非同じように最後に言ってあげてくださいね(笑)


ちなみにですけど、アタシにとっての親友は1人だけです。


もっとちなみにですけど、親友は旦那です。


親友が旦那になったので、アタシはとてもラッキーだったなぁと思ってます。


これってノロケかな?



そんな話に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました★

ではまたー!