実家の静岡では、「チョット コォォーイ、チョット コォォーイ」といった大きな鳴き声が響き渡り、
父にこの声の主を訪ねると、コジュケイだよ、と教わった記憶がある。

辺り一面に響き渡る大きな鳴き声から、カッコウやモズといった、飛翔する中型~大型鳥を想像していたが、
辞書で調べると、ウズラみたいな地面を歩き回る、ズングリした冴えない鳥だった。

しかし、この大きくハッキリした鳴き声と、地面を這い回る冴えない鳥の姿との間に、どうもギャップがあり、
実際見たこともないこともあって、本当にこんな鳥?という疑問はずっと消えなかった。。
(コジュケイの鳴き声は、こちらのサイトから聴くことができる)

・・・そうして、東京に来て、この鳴き声を耳にすることは無くなったが、
昨日、秋ヶ瀬公園の一面に詰まれた藪に近づくと、なにやら藪の中で、ゴソゴソと動く気配を感じた。

あれ?と思い、目を凝らして藪の中を見ると、一回り大きいズングリした複数の何かが
あたかも、トトロが仲間をぞろぞろと引き連れて移動するように、”ゆっくり”、”こっそり”奥の藪へ逃げていくのが見えた。

これは!と思い、カメラを構えてみたが、やはり上手く取れるべくもなく、ピンボケのひどい写真となってしまった。

コジュケイ


残念ながら、うまくカメラにはおさめれなかったが、目では、ズングリした大きさと、
何度となく図鑑で見た覚えがある首もとの灰色とオレンジ色が確認できたので、
これが例のコジュケイか!と感動した。


ただ、本当にこの鳥が、あの「チョット コォォーイ、チョット コォォーイ」の鳴き主かどうかは
実際に鳴いているところを見ていないので、大きな疑問は未だ残ったままである。


使用機器:CANON EOS30D + EF100-400mm F4.5-5.6L IS 手持ち撮影