Indigenous の女性と、お孫さん。
localの人たちが住む場所から、離れた場所にあるindigenous peopleのband。先住民族の居住区で、その日ラストのバスを待っていると、お孫さんとお散歩はれていた、女性に会いました。
軽く挨拶をしたあと、【あなたを怖がらせる訳ではないけど、今ビーチで3頭の熊がいたから気をつけてね♪】って。
だよねー。
道中、ブラックベリーを含む沢山の熊の糞があったもんね。
いるよね、、、
でも仕方ない。
かな〜り僻地まで来ちゃったから島に2台しかないタクシーは来てくれないだろう。
このバスは、逃したくない。
人気のない、海の見えるバス停で待つ。
すると、先ほどのお婆さまが、戻ってきて、一緒にバスを待ってくれると言って下さいました。
待ちながら、私が25年前にNorth Vancouverに住んでいたときに、First Nation(いまは呼び名が変わりindigenous peoples)の居住区があり、彼らのことを何度も訪れリサーチする中で、受け入れて下さり、良くして頂いた。
25年を経て、indigenous peopleとカナダ政府との権利やconflictは、どうなったのかを知りたくて、ここに来た旨をお話ししました。
女性は、次のバス停まで一緒に歩きながらビーチ沿いにあるトーテムポールを見せてくれるという。
こんな一期一会の出逢いが好き♡
※
トーテムポール
【トーテムポールは、カナダを中心とした北アメリカ大陸の太平洋に面した北西沿岸部に暮らす先住民indigenous peopleが家の前や墓地などに立ててきた木像のポール。そこには魔除け、豊作、豊穣等の祈願の思いが込められている。】
Powell Riverにある居住宅数件の前にもトーテムポールが立っていました。
この先住民族居住地の方々は、indigenousの方が亡くなると、その亡き骸を何人かで担ぎ、居住区内を練り歩きながら最後のお別れをするそうです。
この数十年で、indigenous peopleの権利等はカナダ政府は随分受け入れてくれたけど、私は、昔ながらのシンプルな生活に満足していると、お話しされていました。
indigenousの子どもたちは、ローカルの学校に通いながら、自分たちの言語や文化を継承するために、indigenousの学校にも通うことができるそうです。
因みに、indigenousのSchool。病院。幼稚園、、、政府機構の施設は素晴らしく、めちゃくちゃ近代的で素晴らしい施設でした。
一方、まわりのindigenous peopleの方々の家は、25年前と何の変わらないシンプルで質素な作りの住居。
これは、私が以前住んでいたホームスティ先のbandも同じで25年前はシンプルで自然と一体化した中にあった居住区が今では、デザイナーコンドミニアムが立ち並び、カナダ政府から得た権利やfinancial supportが全てのindigenous peopleに均等に行き渡っていない印象を受けました。
これは、私一個人の感想です。
火災にあった教会。
でもベルだけは綺麗なまま残り、新しく建てられた教会に使われたそうです。
Day Careも発見。
至る所にシカが。
このHealth Centreも案内して頂きました。
Powell Riverのgov't office.
デザイナービルディングのような立派なgov't office。
ただ、このgov't office内では、コロナ期のようにindigenous peopleの方々、マスクをし、施設に入る前にサニタイザーをし、Social distanceをしっかり取ってみえました。
indigenous peopleの方のワクチン率は、かなり低いそうです。ここにもカナダ政府の方針と、彼らの方針の違いを感じました。
North Vancouver同様、indigenous peopleの居住区に入った瞬間からスピード リミットが70キロから20キロへ。
彼らは、カナダ政府の法律ではなく、自分たちの法律を尊重されています。
localの学校でも必ずindigenous peopleの授業があります。
私が訪れた小学校にもindigenous peopleについて学ぶ授業があり、先住民の歌も、子どもたち学んでいました。
私は、道民なのでアイヌの木彫りを学校の先生。図書館。バス停でお会いした女性にプレゼントしてきました。
(保護者のご両親のお店から用意して頂きました。)
日本の先住民のアイヌの方々の権力を想うと、この違いに考えさせられます。
道民として、この先住民族への尊重と権利の違い。
せめて子どもたちや、生徒さんには伝えて行きたいと思います。