本記事は、2024年6月、櫻井淳子オフィシャルブログの変更に伴い、今でも伝えたいと思う記事をいくつか抜粋して残したものの一つです。
【2019年5月9日の記事】
今年も、2年に一度に開催される、International Pilates Heritage Congress(ピラティス国際遺産議会)に、日本のアンバサダーとしてドイツに来ました。
ジョセフ・ピラティスの生誕地、メンヒェングラート・バッハにきました。またこの地にこれたことを、心から嬉しく思います。
私は8日に到着しましたが、9日から続々と日本からの参加者や世界のピラティス仲間が現地に到着します。特に、はじめて参加される方もいて、アンバサダーとしては、それが本当に嬉しいです。
先週のマサチューセッツ・バークシャーでのJacob's Pillowの記事もアップできていませんが、先にリアルタイムのドイツの状況をお伝えいたします。
ジョセフ•ピラティスの生家の場所には、記念品が設置されています。
今では街の人もピラティス氏の生誕地であると認識されるようになりましたが、ロリーダが初めてこの地に訪れた2009年当時は、街の人が誰もそのことを知らずに、胸を痛めたと言います。
それからロリータ自身が、数年をかけて市役所に働きかけ、2011年に設置されました。
(当時は等身大に近いジョセフを形取った人物そのもののプラークでしたがすぐに盗まれてしまい、新しく設置したものも数日で盗まれました。このため、今はこの小さなサイズに変わりました。)
その年のピラティスデイでは、ロリータの世界中の弟子や、多くの人が集まり祝い、市長や多くの街の関係者、ジョセフの親戚にあたる人も参加しました。
それをきっかけにはじまったのが、International Pilates Heritage Congress です。
たくさんの人の想いが繋がり、実現しているこのプラークと、Pilates Heritageです。
こちらは、ジョセフ•ピラティスの生家があった、Waldhausener 通りです。
Pilates Heritageの様子も、随時お届けして参ります!