本記事は、2024年6月、櫻井淳子オフィシャルブログの変更に伴い、今でも伝えたいと思う記事をいくつか抜粋して残したものの一つです。
【2019年4月25日の記事】
櫻井です。ジョセフ・ピラティスが愛した、オリジナルスタジオがあるニューヨーク8番街とは別の、もう一つのピラティスの聖地。
マサチュセッツ州にある山地、バークシャーに向けての旅が始まりました。
ピラティスファンの皆様なら、
一度は目にしたことがあると思われる、この動画。
Pilates Training Centerさんの投稿よりリンクをいただいております。
https://www.facebook.com/PilatesTrainingCenter/videos/399526664218294/UzpfSTMzNDUxNDQ3MzIzNDc2MDoyNTEyNzIwNDI1NDE0MTQz/?__tn__=%2Cd%2CP-R&eid=ARBjZOesnkwRsw1LzbxWbtgdeZO_-3a9IfnqyPbpcSYfnWs5AN5Qdzz3YZ1MeX00JnFQjZHebRT97cT2
ジョー(ジョセフ・ピラティス)と妻のクララが
1938年から1951年に毎夏訪れた場所です。
毎年この場所で開催されていた、かの有名なダンスカンパニーであるJacob's Pillow(ジェイコブズ・ピロー)のサマー・キャンプもに同行し、指導していた様子がこの動画です。
当時のピラティスの様子も含めた貴重なJacob's Pillowの資料館もあり、当時のピラティスの資料も現存しています。ジェイコブス・ピローの歴史を拝見できるだけもすごいことですが、なんと、ジョーに関するものも、あるそうです。
本当に、楽しみで仕方ありません!!
皆で合宿所のような場所に泊まり(当然、ドライヤーや鏡も持参、共同バス・トイレの施設!)、ピラティスのどっぷりと慕ってきます!
ジョセフ・ピラティスが実際に取り組んだマットクラスの醍醐味を、Jacob's Pillowでは、今も受け継いでいます。そして、ジョーの手書きのレシピを経験してきます。
さらには!!すぐ近くに、この場所に設けていたジョーの別荘、兼、オリジナルスタジオもあり、ジョーが実際に自ら創り。使っていたアパレイタスや、幻のVベットも経験してきます!!
さらには!唯一記録されている、ジョーの声を聴くことも、できるそうです。
本当に夢のようです。
私が常に関心があるのは、ジョセフ・ピラティスの「真髄」です。
エクササイズを覚えること以上に、こういった環境を経験できること。そこから見えてくる世界との宇野は、計り知れません。言葉で説明できる理論よりも、ジョセフ・ピラティスという1人の人が人生をかけて残してくれた「ピラティス」を、時代や言葉を超えて感じてきたい。それこそが、最大のパワーの源であると、私が最も大切にしていることです。
主催者も、本当にすごい想いをかけて、企画をしてくれています。全てが想いの集合。アナログ的な人の繋がり。大切に守ってきたことを、私たちに公開してくれる覚悟と想い。想像以上のことを、ひしひしと、受け取っています。
そして私自身も、今回は、本当に、いろんな助けがあり、今日ここにいます。
本当に限られた枠の中、受け入れてくださった皆様。
そして、何と言っても、英語も米国での運転も厳しい私には、交通機関がないバークシャーに行くことすら厳しい。明日からこの旅を一緒にサポートしてくれることになった、ロリータピラティスの同朋であるニコルと、その家族。彼らのサポートなしでは、たどり着けなかった旅。
明日からニコルの家にお世話になり、タオルやブランケットなどの日用品もお借りして、週末にバークシャーに車で移動します。
ジョセフ・ピラティスの哲学を追い続けて、随分な月日が過ぎました。
いろんなことが重なり、今日ここに立てることを、心から感謝し、嬉しく想います。
ここでは、当時のピラティスから、最新の「ピラティスサイエンス」の時間もあります。
ですが、私にとっての一番の価値は、いつでもどんな時でも、「ジョーの想いに触れられる」といういことです。
多くのマテリアルが「撮影不可」となっておりますので、グランドルールを厳粛に守り参加してきます。
このため、SNSへの投稿なども限られてくると思いますが、可能な限りのアップをして行きたいと思います。
ですがそれ以上に、本質的な部分については、ウェブではなくアナログで、「言葉」で直接的に、体感したことをお伝えして行きたいと考えています。
ます最初の機会は、5/4(2019年)、国際ピラティス・デイになるかと思います。
https://www.junkosakurai.com/column/20190410_01.html