時間が経ってしまいましたが虎ノ門横丁での

滋賀サカエヤさん併設レストラン「セジール」さんのポップアップレストランが

無事終了しましたことのご報告です。

 

思い入れが強く、なかなかまとめられずにおり、

ご報告が遅くなりました。

 

ポップアップレストラン開催期間は7月9日から8月8日までの1ヶ月間でした。

コロナ禍ということもあり、感染予防対策を徹底しながらの提供です。

 

私は週に何日かお手伝いに入らせて頂き、

そして大変光栄なことに、シェフがおやすみの日に代理シェフとして数日厨房に立たせて頂きました。

 

身分不相応なことかとも思いましたが、

こんなお話を頂くことはもうないかもしれないとお受けいたしました。

 

 

虎ノ門セジールさんは大変な人気で、

キャンセル待ちが200人を超えるという反響ぶり。

 

私が代理をつとめさせて頂きましたのは3日間。

それもすぐに満席を賜りました。

 

代理シェフ初日は思うようにいかず、その様子はこちらのブログにご紹介させて頂いております。

 

https://ameblo.jp/junkosakuragawa/entry-12612488470.html

 

お手伝いを続け、そしてお肉を焼かせて頂くことを2回、3回と繰り返すにつれ、

やっと思うように厨房が使えるようになって参りました。

 

 

お肉を切り出しているところです。

 

 

この日のメインのお肉は沖縄の経産牛と近江牛のランプ。

 

 

 

来て頂いた方のお写真をお借りいたしました。

 

この写真ですと、手前が近江牛のランプ、奥が沖縄の経産牛です。

ガルニは、トレヴィスを加熱したもの、岡山吉田牧場さんのカチョカヴァロ、

雪室2年熟成じゃがいものマッシュポテトです。

 

終わってみて振り返ると気付くことばかりです。

わかっているつもりだったことも、

実際に経験してみるのでは大違いです。

 

普段上手く出来ていたとしても、

本番でそれが発揮されなければ全く評価されないこと、

オープンキッチンで調理することの難しさ、

提供時間の配分、アシスタントとの意思の疎通、お客さまとの会話、

提供する食材のバックボーンやこのお料理に行き着いたストーリーの伝え方、

ただ単にストーリーを伝えるだけでは不十分で、

ストーリーを伝えるにはまず「美味しい」が無いと何も伝えられないこと、

その他挙げはじめると切りがありませんが、多くのことを学ばせて頂きました。

 

そして、理解しているつもり、やっているつもり、

「つもり」が一番怖いことも。

 

どうしたらもっと楽しんで頂けるのか、

どうしたらもっと美味しく料理できるのか、

どうしたら、どうしたら、と考え抜いた1ヶ月でした。

 

来店頂きましたみなさま、厨房に立たせてくださったシェフ、

サポートくださったスタッフのみなさま、

お声がけくださったサカエヤさま、

今回このような機会を頂いたことを言葉では言い表せない程感謝しております。

 

このご恩をいつかお返しできるように、

そして今後この経験を生かしてより多くの方に喜んで頂けるよう研鑽して参ります。

 

公式ホームページ

 

http://www.junko-fujita.com

 

Facebook  お料理教室Orangeページ

 

https://www.facebook.com/Junko-Fujita-Orange-352243732172379/

 

Instagramページ

 

https://www.instagram.com/junko.fujita.orange/