昨日は、久しぶりに遠出をしました。
行き先は、熊本県なのですが
どこにいくのかは不明・・。
「費用は任せて!お楽しみに」と言う娘。
(どこに行くのかなぁ・・ワクワク)
朝7時に家を出て娘を迎えに行き、
途中で軽く朝食を摂った後、高速に乗りました。
3時間程経って着いた所は
漱石偲ぶ時空のかくれ宿「那古井館」
ここに漱石が滞在したといわれています。
落ち着いた雰囲気のあるお部屋に案内され
お茶を頂いてホッと一息。
ほどなくして食事が運ばれてきました。
13品の夏目コ-ス。
一品ずつ出されるお皿は、どれも美味しく・・唸ってしまいました。
食い気の方が強く、他は、写真を撮っていません。。。
夏目漱石が明治30年の大晦日に訪れた、那古井の里こと小天温泉。
”温泉や水滑らかに去年の垢”と、のんびりに数日を過ごし
この小旅行を素材にして書いたのが「草枕」だそうです。
古風な佇まいの静かな部屋で寝転がると
高い空に鳥が数羽舞っていました。
雲の流れのように時がゆっくりと過ぎていきます。
時空を超えてちょっとだけ漱石の心と交わったような・・
そんな気がしました。
温泉にも入り、贅沢な時間を過ごせて、娘に感謝です。
ありがとう!
今度は、上の娘も一緒に家族全員で行きたいですね。