今日、母のお薬を貰いに精神科に行ってきました。


実は先月、施設の看護師さんから電話があり

主治医から家族も来て欲しいと要望があったので

次回の受診日に行って貰えないかとのことでした。


施設に入所して一年程になりますが

入所してからは職員さんが

母を病院に連れて行かれていました。

「こんなことは、初めてです」と、言われる看護師さん。

母に何か問題があるのでは・・・



心配を胸に、車で病院に向いました。

今回は、お薬だけです。


ここの精神科に来たのは1年ぶりです。

昨年の9月、母が施設に入所する事になり

その前に施設指定のこの病院を受診したのです。


待合室の一番後ろの端のほうに座ったのを思い出します。

すぐ不穏になる母の手を握り待つこと数時間・・。

やっと診察室に通され診察を受けました。


先生が、母に質問されたり

様子を伺っておられましたが

「おかあさんは重度ですね。よく、ここまで看られましたね。」と。


その言葉は今でも忘れる事は出来ません。


私の身体の不調のせいで

母を施設に入所させる事になってしまい

途中で介護を放棄してしまった・・

母の手を自ら放してしまった・・と、自分を責めていました。

そんな時、先生からの言葉を聞き

<・・やれるところまで頑張ったのだから・・・>と、

やっと、気持ちが楽になったのを思い出します。


・・・・  ・・・・ ・・・・・ ・・・・


名前が呼ばれて診察室に入りました。


先生の説明で、母の状態には波があるけれど

今は比較的落ち着いているとの事。

お薬も状態に合わせて最小限度に押さえている。


診察で母を実際見て職員さんの話を聞くばかりではなく

家族から見た母の様子も聞きたいとの事でした。

薬の種類、内容も説明され

アルツハイマ-の薬アリセプトの服用は中止されていました。

母にはこれ以上の効果は見られないからだそうです。

無用な薬はなるべく飲ませたくないということでした。

いい先生です。


それから、母が不穏時の時、

上手に施設が対応されていると言われました。


今日は先生とお話が出来て本当に良かったです。

先生に、そして施設にあらためて感謝です。

次回は2ヵ月後に行くことを約束して帰りました。