個人的に云うと、「圧力」を受けるのは凄く嫌。

他に、圧力をかける権利は誰にもない。

国家間の問題も、圧力なんかで、平和は生まれるのでしょうか?

 

日本は何故、大国が数年前に実行した水爆実験の時、圧力どころか、ろくに抗議もしなかった。死者さえ出たのに。

その同じ?日本が、北朝鮮への圧力は、周囲に呼びかけてさえ、圧力をかけることに積極的。

 

隣国だから危ない? 核兵器は、誰が持っていても、一歩誤れば、地球破壊につながります。

核大国にオーバカムされないためには、核を持つ以外に手段を持たない国に、圧力をかけつづければ、ますます核武装に走るのは当然。

 

こんな単純なことに、知識人が気づかないはずはないのですが、

相手が核を発達させる事により、自国のさらなる軍備力を強大化するには圧力は良い手段。圧力をかけ続ける限り、相手は自国防衛のために、核を手離さないのは当然でしょう。

 

こんな危ない均衡が、どこまで続くか、日本国民はそちらの方をしっかり見張っていかねばならないと思います。

北朝鮮は、自国を守ることと、平和を望むから、核防衛を懸命に発達させていることは、単純で、子供にもわかります。

 

核は勿論、大変な「悪」ですが、戦争そのもの、つまり武器で相手を征服しようと準備することそのものが、平和とはほど遠いのです。一人の個人にとって、核で死ぬか、空爆の犠牲で死ぬかは、あまり差はありません。人類にとっては、大違いですがネ。

 

圧力をかけるのは真の平和のために、有効どころか、逆効果。

日本が、石油をとめられ、経済封鎖を受け、たまりかねて暴発し、

真珠湾攻撃に踏み切ったことを思い起こせば、過度な圧力は危険。

 

話し合いをする機会を、理屈をつけては先延ばしにしているのは、大国のエゴ。

軍事大国になると、そんな我儘が、公然と許されるのは怖いことですね。

 

休戦協定のままなので、その決着の結末として、勝利という結果を勝ち取る面子はそんなに大切?北朝鮮の国民は米国国民に何も悪いことは今はしていませんね。そのことを思い出して、考えてみましょう。

 

日本人の誰も、隣国の人民一人一人に恨みを持ってはいないのに、平気で圧力をかけることに賛同し、効果のない危険な追い詰め政策に賛同する権利はないと思います。