日付変更線の向こうから

日付変更線の向こうから

旅人生活から足を洗ってはや数年、カナダ西部の田舎町に落ち着いた”私”の新生活。

美しい紅葉の季節・・・も盛りを過ぎたところです。

先週末はカナダの感謝祭(Thanksgiving )をお祝いしたところ。

 

この田舎町からさらに奥にドライブした森の中に住んでいる友人の家に数家族が集まって感謝祭ランチを楽しみました。

とにかく紅葉がめちゃくちゃ綺麗な好天のドライブ&屋外ランチだったので、何食べたって美味しい。

朝は気温がマイナスだったけど、午後には15度くらいまで上がったかな。

男の子達はプールに飛び込み大はしゃぎ。

 私の通勤路。こんな景色に包まれて暮らしていることに感謝!

 


アメリカでは11月の第4木曜日、つまり下旬に迎える感謝祭ですがそんな時期には収穫どころか畑はすっかり雪に埋もれているカナダでは1ヶ月以上も早く10月の第2月曜日にお祝いします。

 

家族・友人と集まり、七面鳥とかぼちゃや根菜のロースト、クランベリーソースにパンプキンパイ、がクラシックですが実際のところは七面鳥が好きで焼いてる人ってあんまりいない印象(笑)。

友達や仕事で会うお客さん達との会話から察するに

「代わりにチキンを2、3羽焼いた」とか

「スタッフィング(鶏を焼く時にお腹に詰め込む刻んだ野菜やパン。肉汁が染み込んで美味しい)の方が好き」

「なんならパスタとサラダで良い。(感謝祭と全然関係ないガーン!)」

という、”気分を出す為にしょうがなく七面鳥”派が増えているのは間違いありません。

 

一羽100ドル以上しますしね。

食べきれずに余って感謝祭の後の数日間は七面鳥と根菜を食べ続けることになるのは目に見えてるしね。

 

それならチキンでいいや、ってなる。(実は私もチキン派)

 

可哀想な七面鳥。感謝祭の主役なのに感謝されてない。

 

 

そんなリベラル(?)なカナディアンも増えていますが、やっぱりその時期にはクランベリーや根菜類が飛ぶように売れるし、地元のファームではパンプキンパッチと言って大きなオレンジ色のパンプキンがゴロゴロ転がっている畑から好きなのをピックアップして買って帰る人たちで溢れます。
私も友人達と集まって毎年植えているジャガイモ&パンプキンの収穫があり、立派なパンプキンを車のトランクいっぱいに持って帰りました。

 

今年は収穫量がすご過ぎて最初は「わーい!!」てなったみんなも、最終的には

「ちょっとあんたもうちょっと持って帰んなさいよ」

「いやあなたの車の方がまだスペースあるでしょ」

みたいなエンディングでしたけど(笑)!とにかく有難いことです。

 

 

これは飾り用のパンプキンではなく食用のかぼちゃ達(スクワッシュ類)です。オレンジ色のRed Kuriはとっても美味しい!

 

子供達がまだ小さい頃。地元の小学校では「パンプキン・パッチ遠足」が毎年行われています。

 

 

収穫したパンプキンは友人達にもお裾分けし、我が家にも2個、カービングされるのを待って置いてあります。

ただ、この辺は熊などの野生動物が暮らしているので基本的に食べ物を外に置いておくのはタブー。

ハロウィンの時期は熊の冬眠前なのでなおさら慎重に、夜は必ずパンプキンも家の中にしまいます。

大人しい性格のブラックベアがほとんどですが、最近は危険なグリズリーも目撃されているので、町に近づけないように気を付けなければなりません。

人間が熊を寄せ付けた末に熊を処理することになる。そんな悲しいニュースは誰も聞きたくありません。

 

 

さて、この感謝祭のロングウィークエンドに隣町のウィスラーでは「ターキーセール」なるものが行われます。

ウィスラーに引っ越した当初はスキー場のあちこちで七面鳥が売られるのかと思い、みんなやたらはしゃいじゃって、カナディアンはそんなに七面鳥が好きかと思ったのですが、行ってみたらウィンタースポーツのビッグセールでした。

 

毎年感謝祭の時期にウィスラーの町をあげ3日間にわたって行うこのイベントではスキー、スノーボードギアからウェア、ゴーグルやヘルメット、普通に冬用の服やブーツまであらゆるものがセール価格になり、町は冬支度の地元民で賑わいます。

 

そして、11月の山開きを今か今かと待ち侘びるのです。

 

通常アメリカの感謝祭に合わせて山開きするのですが、今年は1週間早い11月20日!
待ちきれなかったんでしょうかね?

去年はあまりに雪が少なくて、地元のスキーヤー、スノーボーダー達はみんな日本に行っちゃってましたけど、今年はどうでしょう。

 

そろそろタイヤも冬用に変えないと。

雪があったらあったで面倒くさいけど、やっぱり雪がないと冬じゃない。

そういう感じは、七面鳥と一緒ですかね(笑)。

 

Happy Thanksgivingもみじ