日付変更線の向こうから

日付変更線の向こうから

旅人生活から足を洗ってはや数年、カナダ西部の田舎町に落ち着いた”私”の新生活。

今年もバンクーバーで行われたヘルスフード・ショーに行って来ました。

カナダ・ヘルスフード協会が毎年トロントとバンクーバーで行う国内最大のヘルスケア商品の展示会で、業界関係者が最新情報と新商品を求めて集まります。

 

ハーバーに面してダウンタウンに建てられたバンクーバーのカンファレンス・センターが会場です。

 

 

3日間に渡り、食品、サプリメント、スキン&ボディケアや日用品に至るまで、ナチュラルヘルスに関わるあらゆる物の展示、試供品が並べられ、希望すればさらに詳しい商品説明のミーティングに出席する事もできる、いわば健康フェチにはたまらない祭典。

私もどんな新しい商品に出会えるのか、楽しみにしているイベントです。

 

ファッションの世界もそうであるようにナチュラルヘルスの世界でも毎年トレンドというものがあります。

例えば過去のトレンドでいえば

・ターメリック(日本ではウコン)

・モクテルと呼ばれるノンアルドリンク

・ビーガンミートやビーガンチーズ

・キヌアやチアのような”スーパーグレイン”

・グリーンパウダー

・スーパーマッシュルーム(霊芝など薬用効果の高いキノコ)

・GABA

などなど。

 

 

健康キノコ、ウコン、抹茶、などあらゆる”スーパーフード”を使ったドリンクミックスはもはや定番!

 

 

昨年のトレンドは「プロテイン(タンパク質)」で、どこもかしこも、「プロテイン入ってます!」みたいな表示だらけだったんですけど、今年はなんだろー?と蓋を開けてみればなんと今年もプロテイン!

まさかの2年連続王者となったプロテインですが、その後を追うのはプロバイオティック(乳酸菌)や繊維食品で、筋肉の強化を図りつつも腸活の重要性についてより多くのカナディアンが学びと蘊蓄(うんちく)を語り始める年なのだという予感です。

 

 

 

 

あらゆる食品のパッケージに

「プロテイン〇〇グラム!」

「繊維〇〇グラム!」

と表示されており、なんとプロテインソーダ、プロテイングミ、プロテイン・ティーまで・・・。そこまでくるとプロテインに追いかけられる夢を見そうで怖いですけど、落ち着いて見てみたら、何気に多くの商品は最初からプロテインが入ってたりして。

「このラーメンは6gプロテインが入ってる!」みたいに改めて書いてあるけど、元々小麦にはタンパク質も含まれるわけで。

以前からプロテインの量は変わってないけど、新たにパッケージに「〇〇グラム!」と加える事で商品開発しないまま売り上げを伸ばすという(ズル)賢い戦略も目につきました。

 

 

プロテインは健康な筋肉のみならず内臓から髪の毛や爪まで体全体の組織に必要な栄養素。

健康で美しく長生きしたい!アンチエイジングの流れがこのプロテインブームを引き起こしているようです。

 

乳酸菌は日本でも随分前からその効果が知られていますし、北米でもケフィアやコンブチャと言った乳酸菌ドリンクが次々売り出されて常に人気を保っています。

そこに加えて改めてこの乳酸菌と繊維で腸活トレンドを唱うあたり、ただスーパーフードを食べ続けるだけではダメだという結論に、ようやく辿り着いた気がします。

 

結局腸が元気でいなければ、どんな健康食品を摂ったところで吸収はされないのですから。

 

 

サプリが増え過ぎてカプセル何個も飲むの大変!と言う人にはドリンクサプリがお勧め。

味にもよりますが、液体で飲んじゃう方が楽、と私も最近思います・・・。

 

 

私が今一番注目しているお気に入りのサプリメント会社も、実はこの乳酸菌と発酵を核とした商品を次々と発売しています。

オーガニックの植物やハーブを発酵させることでその吸収と効果を高めたサプリ。

その発酵に使われるのが日本由来の麹であったり、大豆タンパクであったり。あ、またタンパク質が出てきた(笑)!

 

タンパク質と腸活の話をし出すと永遠に終わらないので、それはまた今度。

 

そんなこんなのフードショーは丸一日過ごしても見切れませんでしたが、一日中精一杯のヘルシーサンプルを飲んで食べて肌につけてで、夕方には超健康体&ツルツル肌となっていた私と同僚。

山のような試供品が詰め込まれた大きな袋を両手に下げてホテルに到着した姿は行商のおばちゃん2人笑い泣き

 

夜はボスの友人たちと合流して超ファンシーなベトナム料理を囲み、1日がかりの腸活のおかげか、胃もたれもなく。

 

そのうちレストランのメニューにも「プロテイン〇〇グラム」とか、表示されたりして。ハハ、それってなんか興醒め。

 

そんなことに惑わされず美味しいものを五感で感じて舌鼓を打つ、それも健康と長寿の秘訣なのだと私は思います。