10月下旬に、難病申請に必要な仙腸関節のレントゲンを撮ったときのこと

 

診察室に入って、挨拶もそこそこに

ねえ、股関節が凄いことになっているんだけど、痛くない?

 

股関節が、凄く痛んだのは5年前。

いきなりロックがかかったように歩けなくなったり、寝てもいられないくらい 痛くなったり。

その時は病院で、余分な軟骨がいたずらをしているって言われました。

 

う~ん、これ かなりひどいよ。人工関節決定だね。

 

どっち?

 

どっちも・・・・・

でも、特に悪いのは 左だな。軟骨ないし、この頭変形しちゃってるだろ。

 

決定?

 

うん、どうしようもない。

右は 、まだちょっと軟骨が残ってる。

左の手術が済んで、そこに体重をかけられて、バイオ注射がうまく効いたら、何とかかるかもしれない。

かもだよ・・・・

 

 

 

ガーンゲッソリゲッソリ

家に帰って早速調べました。

 

 

 

人工関節ドットコムよりお借りしました

 

 

こんなのをいれるんだって。

 

 

 

 

浜松医療センターH.P.より

 

入院期間は2週間から3週間笑い泣き

 

 

 

 

人工股関節に変えれば 痛みもないし、歩けるようになる。

膝や骨盤への負担も少なくなる

それは、分かっているけれど・・・・・・

この画像を見ると 怖いえーん

 

 

私は、がんサバイバーです。

初発、再発、転移 淡々と受け止めました。

 

がんは、できれば取ればいい。

どれだけ、相手がしつこくても 何度でも取ってやるパンチ!

 

でも、これは自分の体に入れるんだもの・・・・・

大腿骨の中そんな深く入れるの   ←浅かったらすぐ外れるって

 

 

今までで一番ショックでした。

 

 

 

そこで

 

 

そうだ!手術前に ヨーロッパに行こう って思った。

 

手術が済んだら 今より歩けるようになると   思う。

でも、歩けなくなったら・・・・・

 

腰の痛みもあるし、長時間フライトに耐えられるのも 今だけだろう。

 

さあ、最後のヨーロッパ

どこに行く?

スペイン?イタリア?

 

ううん、最後にもう一度、ウイーンでオペラが見たい。

勿論 Mittelloge(ロイヤルボックス)で・・・・

 

 

ウィーン国立オペラ座「シュターツオーパー」座席

 

 

オペラ嫌いの私が、以前娘に連れられて、この席で見たオペラ

いつかまた、ここでオペラが見たいと思うようになっていた。

オペラハウスの中央階段は、ロイヤルボックスの人しか使えません。

ラウンジも違います。

 

何より、ウイーンフィルの演奏がしっかり見られるし、舞台全体がよく見える。

 

 

 

うん、ウイーンに行こう!

 

早速 娘を誘う。

 

 

我が 母娘 海外旅行は 全て 自己手配です。

 

コース、飛行機。ホテル、コンサートチケットetc.

全て 私と娘が手分けして、手配します。

 

・ウイーンでオペラ鑑賞は2日。

知っている演目か 分かりやすい演目が2日続く→オペラ経験が少ない私が楽しめるため

1演目は幕間が2回ある→ロイヤルラウンジを楽しむため

 

・王宮礼拝堂の日曜ミサに行く。

 

・ウイーンでの滞在は、以前利用したアパートメントホテル→国立歌劇場から徒歩3分。王宮礼拝堂へも歩いて行ける。

 

・航空会社はエミレーツ→前回ドイツ旅行で

同じ中東のC航空を使ったが散々だった。やっぱりエミレーツのサービスはいい

 

・ドバイコネクト(トランジットの時間が長いとエミレーツがホテルを支度してくれます)を使わずに、ドバイストップを使ってドバイ3泊。

 



そんなこんなで 3月12日から26日まで15日間  ブダペスト ウィーン  ドバイの旅に出かけることになりましたニヤリ


航空券は、私が手配。

ホテルの予約も私。

ホテルとの直接交渉、コンサートチケット手配、エミレーツ社とのドバイストップの交渉は娘。→要するに 現地の方と交渉するだけの語学力が、私にはない。


暮れも押し迫った昨年のクリスマスイブ 航空券を購入しようとしたら私のパスポート  記載事項変更が済んでいないゲッソリ滝汗



慌てて市役所に行くも、年末年始の休暇に成人の日の3連休。



14日まで何もできない えーん