唐突な質問で空気を変える

潜在意識行動学アカデミーリレーブログ
担当は、日本三大秘境椎葉村に住む睡眠の専門家、椎葉ゆう子です。

ある日の娘と二人での車内。
不穏な空気が漂っておりました。

どうしたものかと思案していましたら、ふと目についたのが〈紫陽花〉でした。
ふいに思いついた質問を娘に投げかけました。

｢花でなにが一番好き？｣

かなり唐突な質問です。
娘は驚きつつも、考え答えてくれました。
そして、わたしにも同じ質問が返ってきました。

質問しか考えていなかったので、あれかな～これかな～と悩みます。
そうしているうちに、車内の空気も軽やかに明るくなっていることに気づきました。

空気を変えるって簡単なことなのでしょうね。

予想もしていなかった全く違うことが起きると、リセットされます。
さらに、それについて考えることをすると、それまで頭を占めていたことは遠のきます。

今回は、好きなことについてだったので、気持ちもポジティブになったのだろうと思います。
それからは、お互いの好きな曲を言い合ったり歌ったりして和やかなドライブでした。

何のメリットがあるのか分からないようなどうでもいいことが、どうしようもない状況を変えることもあります。

振り返って、突きつめて考えて気づくこともありました。
好きな花を聞くこと＝相手のことを知ること、です。
つまり、相手に関心があるということです。

人は自分に関心を持ってくれると嬉しいものです。
それが、その場の雰囲気やお互いの関係性をよりよくしてくれるのですね。

｢あなたが一番好きな花はなにですか？｣と、誰にいつ質問しますか？

椎葉ゆう子