人が作ったものではないものが何でもある

潜在意識行動学アカデミーリレーブログ
担当は、日本三大秘境である椎葉村に住む睡眠の専門家、椎葉ゆう子です。

｢人が作ったものではないものが何でもある｣

これは、椎葉村の地域おこし協力隊の方が、椎葉村を表現した言葉です。
大きく何度も頷きました。
秘境、椎葉村を的確に言い当てています。
かれこれ23年住んでいますが、こんな表現は思いつかなかったです。

先日、椎葉村観光プロジェクトに参加しました。
そこで参加者の皆さんが、椎葉村の好きなところを発表しあいました。
何十年と住んでいる人や生まれ育った人の方が、好きなところが少なかったんです。
ここに居るのが当たり前で、あえて考えたことがないのかもしれません。
当事者になると、気づきにくいのもよく分かります。
他の地域に住み、比較をするからこそ見えるものもあります。

いい悪いじゃないんです。
考えたこともないことを考えてみたり、今の立場や環境を違う視点で考えてみたり、全然違う立場の人の意見に耳を傾けてみることが、ときに大きな刺激になるのだと感じました。
ヒラメキもあり有意義な時間で、とても楽しかったんです。

人の知恵、知識、意見は、今までの自分の潜在意識にはないものも多いです。
その人の潜在意識にあるものから出るものです。
｢人が作ったものではないものが何でもある｣という言葉には心が震えます。
言葉ひとつ一つが宝だと感じることもあります。

純子さんが、｢人との付き合いは、潜在意識と潜在意識の付き合い｣と表現されていました。
最近ようやく、腑に落ちたように感じます。

相手の潜在意識を強く動かせるような素敵なことを積み上げていきたいです。

椎葉ゆう子