臼杵駅に着くと
晴れていました
実は昨日は中学の同窓会だったんです
父は転勤族で
私は小学校を4つ行きました
6年の冬に臼杵に転校しましたが
中学は臼杵東中学一つで卒業できました
でも
その後別府の高校へ入学し
父の転勤も重なって
家族で別府に引っ越しました
今のように携帯電話もない時代
私は臼杵の友達と一切連絡が途切れてしまいました
しばらくは臼杵の事を忘れていましたが
大人になって
臼杵を懐かしく思い出すようになりました
仲良しだった友達をFacebookで探しましたが
女性は名前が変わるので
なかなか見つかりませんでした
男の人の事は何故か名前すら思い出せませんでした
そんな中
一人だけFacebookで繋がる事が出来て
その伝手で
今回の同窓会に呼んでもらえました
臼杵は
私にとっては
これまで開かずの扉でした
昨日その扉が開くと
いましたいました
懐かしい人たち
ドラマで
「昔あんな事あったの覚えてる?」
「こんな事もあったよね」
「実は、あの時はね」
なんて
セリフよく聞きますよね
なんだか嘘っぽいな
と思っていましたが
昨日は
嘘っぽいドラマより
はるかに嘘っぽい話しのオンパレード
でも
全部本当
「純子ちゃんに会いたくて
でも、探しようがなくて」
と、何度も言ってくれて、その度に涙ぐんでくれる友達
「あの時あんな事言って、ごめんなさい、
ずーっと後悔してた」
と、あやまる友達
「全然きにしてないよ」
と、許す友達
等等
部屋中でドラマが繰り広げられました
吹奏楽部も私を入れて7人いて
早速グループラインができました
吹奏楽部の仲間たち
私があれからずっとクラリネットをやっている事を喜んでくれました
今首都圏に住んでいる人も
地元にいる人も
関西にいる人もいて
今度関西で吹奏楽部の先生もお呼びして
会おうね
という相談もまとまりました
中学生の私とも会えた気がします
どんな子だったか皆んなから聞いて
いろいろ思い出しました
新しく開いた扉の中には
キラキラが、ぎっしり詰まっていました