昨日、国立劇場 の大劇場にて、獅子の会の最終公演(→参考サイト )を見て参りました。
日本舞踊と言えば、いとこや友達が習っていて、その発表会なんかは見たことがあったのですが、本格的に日本舞踊を見たのは、これがはじめてかも。
すごく面白くて、引き込まれました!
最初は「オッサン6人で踊ってて、地味やなぁ~」って思ったのですが(失礼!)、それがもうね、すばらしいのです。
なんというか、表現力豊かで。
浄瑠璃や長唄、清元の人たちが歌を歌うのですが、なんとも歌詞が聞き取れない。
でも、ときどき聞き取れる歌詞と踊りを見比べていると、ホントに表現されてるんですよね~。
あれ、歌詞をオペラみたいに字幕で出してたら、もっと理解しやすくて分かりやすいかも。
とくに面白かったのは、「六歌仙」。
これ、80分以上もある番組なのですが、小野小町から始まって六人の六歌仙が順に出てきて、長唄と清元、そして邦楽器に合わせ、いろんな表現がなされていくのです。
80分なんて退屈~って見る前は思っていたけど、そんなことはぜんぜんない。
面白すぎて、一睡もできませんでした
日本舞踊見ていると、歌舞伎も基本は日本舞踊なんだなぁというのがよく分かります。
歌舞伎役者のみなさんは、日舞をたたき込まれるんだろうなぁと思いました。
手の動き、足の動き、目の動き、表情・・・
こういうもので、全てを表現しているのです。
素晴らしい
あまりに面白かったので、日本舞踊を習いたくなりました
が、今のところは時間的にもムリかな・・・
でも、楽しい一日でした。
夫の仕事についてきたのですが、ホントいいものを見せてもらった気分です。
終演後、仕事関係者の方々にご挨拶をして、ワタシも夫の仕事関係の方々とともに、ENOTECA D'ORO というお店でイタリアンをいただきました。
おいしかった
ところで、今日の行き先は国立劇場。
国立劇場と言えば着物でしょう~というわけで、二日連続で和服で出かけました。
前日の卒業式と同じ江戸小紋に、今日は違う帯と帯締・帯揚げを合わせました。
帯揚げはクリーム色、帯締はオレンジ色です
帯はいかにもワタシ好みなかわいいものです。
猫が音譜にじゃれてるの
この名古屋帯、コンサートなんかに締めて行きます。
今日はコンサートとはちょっと違うけど(^▽^;)、公演終了後、ご招待してくれた演奏者の方にご挨拶に行ったら、大変喜んでもらえました
そして、半襟は・・・
(→記事はコチラ )
今日は楽しいおでかけなので、この宝づくしの半襟ででかけました!
しかし、さすが国立劇場。
和服率がめちゃめちゃ高い!
他の人が着ている着物を見るのも勉強になりますね~。
そして、目の保養にもなりました