今日は中越地震からちょうど2年。

あの日、ワタシは長岡市にいました。


駅前を歩いていたちょうどそのとき。

ものすんごい大きな誰かが、地球をぐいっともちあげてシェイクシェイクしているような感覚に似た地震を感じました。

もう、立ってられないくらい。


一瞬なにが起こったか分からなかったけれど、我に返ったときに「地震だ!」って思って携帯で夫に電話するも、つながらず。

すぐそばにあった公衆電話で、夫と実家に電話をしました。


結局、新幹線も止まっていたしその日は動けずに、2泊避難所生活を余儀なくされたワタシ。

すんごく寒くて辛くて不安だった…


忙しい毎日に追われながらも、そんなことを思いだしていた今日一日でした。

近頃NHKスペシャルとかで、中越地震から2年、って特別番組なんかが編成されていることがあります。

いまだにツライ思いをされている方がいっぱいいる。

60数人も命を落としている。

とても大きな傷跡だったと思います。


人間は自然災害には絶対に勝てないけれど、でも、なんとかサバイバルする術は身につけておかねばならない。

そして、いつ何があっても困らないように、悔いのない毎日を送ろう。

その日に思いました。


あれから2年。

あのときの恐怖や寒さや不安は忘れつつあるけれど、毎年10月23日が来るたびに、思い出したいと思います。