3連休の最終日、オペラ「ドン・カルロ 」を鑑賞するために、新国立劇場 まで行って来ました♪


「ドン・カルロ」を鑑賞するのは、ワタシはおそらく2~3回目です。

でも、オペラの魅力って、ソリストが変われば、舞台が全く変わるところ。

演出家が変われば、舞台が全く変わるところ。

そして、オーケストラが変われば、舞台が全く変わるところ。

その公演それぞれの特徴が出ていて、舞台は生き物みたいです。

でも、素晴らしい歌や音楽、素敵なステージが好きで、オペラを観ると癒されます。

あー、久しぶりでした!


「ドン・カルロ」って…。

ヴェルディという有名な作曲家の作品です。

彼はとてもいいオペラをいっぱい書いていて、他にも有名な演目は、「椿姫」「仮面舞踏会」「オテロ」「「アイーダ」など数知れず。

クラシック音楽をあまり聴かない方でも、よくご存じの曲が多いと思います。

例えば、「アイーダ」の中の“凱旋行進曲”。

これは、毎晩のようにテレビで流れる、サッカーのテーマソング?みたいになっている曲です。

とてもいい曲!

ちなみに「椿姫」の“乾杯の歌”も有名な曲なので知っている人も多いかと思いますが、ワタシたちの披露宴のときの乾杯の曲でした。


オペラってだいたい、話が暗いことが多い。

人を殺すとか、恨むとか、裏切られるとか、恋が実らないとか、死んでしまうとか。

「ドン・カルロ」も、その例に漏れません。

スペインの王子・その父・父の妻(実は王子の元婚約者)、公女の四角関係(?)。

王子はまだ義母(元婚約者で今は父の妻)のことは好き、王妃もそうだけど、それはまずいので気持ちを秘めている。

父(王)はそれに嫉妬。

公女は王子が好きだけど、振られちゃったので、父(王)の愛人となる。

なんか、そんなぐちゃぐちゃな話です。

オペラは、舞台はステキだし歌も演奏もステキなんですが、ストーリーはステキではありません。

でも、芸術の源って、やっぱり恋愛だったり人間関係だったりするのだなぁと、オペラを観ると、いつも思わざるを得ません。


夫の仕事の源も、恋愛なのかしら?(笑)


そんな夫。

一緒に行く予定でチケット買ってあったのに、やっぱり仕事が間に合わず、チケットをムダにしてしまいました…(涙)

でも、一番残念なのは夫だろうから、あんまり責めないようにします…


それにしても、夏休みもどこにも行かず、夫も忙しいしワタシも仕事の〆切近いし…と、なんだかクサクサしていたのですが、イッキに気持ちに潤いが出ました!

やっぱりたまには息抜きしないとですね~。

一人での鑑賞になってしまったけど、いろんな意味で楽しめたこともあり、満足な一日でした。