昨日、指揮者の岩城宏之氏が亡くなられたとの報道があった。
とても残念なニュースです。
岩城氏は、私の出身地にある、オーケストラアンサンブル金沢の設立当初からかかわっており、音楽監督を勤めてらっしゃいました。
そのため、私やクラシック好きな石川県民には、とてもなじみ深い方だったのではないかと思います。
数ヶ月前、岩城氏の特番をNHKで見ました。
音楽のために生き、音楽のために死ぬ。
まさにそんな感じでした。
仕事にそこまで情熱をかけることができる岩城氏を、尊敬したのでした。
でも、彼にとっての「音楽」は、単なる仕事じゃないんでしょうね。
もっと崇高なもの。
そういうライフワークとも言えるものに出会い、才能もあり、努力もし、一人の人間として、とても魅力的な方だと思いました。
日本の音楽界にとって、大切な人を失ったように思います。
とても残念です。
ご冥福をお祈り致します。