昨日はとある高校で講演をさせていただきました。

バスに揺られて1時間。

すんごいのどかな田園風景の中にある高校です。

すでに隣町の高校と合併し、今の2年生が最後の生徒です。

あと1年ほどで、廃校が決まっているのです。


生徒さんはすごく素直で純朴で、ガツガツしたところがない、とてもかわいらしい生徒さんたちでした。

今の若い子には珍しく、ワタシが質問をして「誰かー、分かる人いませんか? その場でいいから大きな声で言ってみて下さいねー」とか言うと、10人程度の子たちがポンポン意見を言ってくれました。

珍しい。

今の若い子って、恥ずかしがり屋って言うか冷めてるっていうか、こっちが聞いていることに声を出して答えるってあんまりしないものですけどね。

ちょっとうれしかったです。


お天気がよかったので、学校の敷地内をお散歩してみました。

過年度の卒業生達が植えていった、卒業記念樹などがたくさん植わってました。

来年をもって廃校になったあとは、この校舎や敷地の使い道は決まってないようです。

が、自分たちの卒業した学校がなくなる、記念樹や卒業記念作品などが埋もれてしまう。

これって考えると、とても悲しく残念なことのように思いました。


ちょっとオセンチ。