おっとからの出張命令により、行きたくないのに(笑)こまち乗車中。
今回のお供はこの二冊。
『全国ベストトレイル』は御嶽山登山後に買い求め、暇があれば眺め、空想している。今一番の愛読書である。
八ヶ岳の権現岳から赤岳を眺める自分を想像するだけでワクワクする。そんな妄想の世界に浸るための一冊なのである。
もう一冊は新田次郎著『アルプスの谷 アルプスの村』
生誕100年の記念出版から3冊買ったうちの1冊である。初アルプス遠征の紀行文になっている。
「山は、そのときの気候やその山を見る人の心持ちひとつで、どうにでも見えるものである…」というくだり、先月、雨の中登った木曽の御嶽山で私が感じた思いとシンクロした。
殆ど見えない御嶽山だったが、私の心はガスの中にかくれる山の形を見ていた。
ニュアンスはちがうかも知れないが、山はその人の感性でそれぞれ見え方が違うと思う。そしてそれが良いのだとも思う。
3時間半の読書時間そろそろ終了。
暑いだろうな 東京…。
