こんばんは。
今日はカルネ申告の事をお話しします。
オーケストラやアーティストなどが
世界中を巡って公演する時に職業道具など
別便で輸送する事があります。
そんな時に都度、輸入申告をして税金を払うことはしません。
カルネ手帳という仕組みがあって
何ヶ所か海外に行って最終的に自分の国に戻る時に
形状や価値が変わらなければ税金を免除されるカルネ通関をする事になります。
本日、ビックサイトで開催される展示会に出展して終わったらまた戻す製品をカルネ手帳で申告
したのですがその貨物と一緒に消耗品が入っていてその消耗品は価値や形状がかわるので一般的な輸入申告になります。一つのコンテナの中に二つの貨物があり通関を2種類する事になりました。
残念ながら検査扱いになり貨物をコンテナのままX線にかけて中身を確認することになりました。
一つはカルネ、一つは通常貨物で一緒にX線検査をするのは結構面倒なので憂鬱な気分になりました。そんな時にコンテナの中に検査対象の貨物はどの辺りに積み付けてあるかを税関職員に連絡しなくてはならず、荷主の代理人の元請けforwarderに聞いたところ、なんと、申告した貨物のサイズが全く違う事が判明したのです。
金曜日でやっと明日はお休みだと気持ちを仕事終了モードに切り替えられると思った矢先にサイズが申告時の半分の量となると、申告自体が間違った貨物の申告をしたかも知れないと思い、結構な勢いでどうなっているのですか‼️と語気を強めてしまいました。
結局、申告貨物は正しい数量で価格も間違っていなく、単純にサイズの記載ミスと言うのです。
7m3の貨物と記載のある船荷証券はじつは3m3の貨物でしたとシャーシャーと言われカッカカッカとしたのです。
このままですと、X線検査の後サイズがちがうと開披検査に変更になりまた税関職員に叱られて、誤謬扱いになる可能性があるのです。
もう、来週が憂鬱です。
こんな金曜日でしたが明日は
発信力アカデミアの日でメディアレッスンがあるようで、とてもいい楽しみにしています。
今日の写真は過去の風景写真から。今の怒り💢の気持ちを表しているかな。かなとこ雲です。
長々と語気を強めたブログで失礼致しました。