今日は今年最後の外来受診だった。
とりあえず問題なく、次回は2月に受診予定。
苦手なA先生から、「手術して一年だね、順調だから安心して。また半年ごとにカメラしていきましょう。今年はこれで終わりです。」と言われて、心からホッとした。
この一年、がんの確定診断にはじまり、2週間の休暇をとって入院、全身麻酔下での手術。
1月末に退院して、毎月の外来受診、3ヶ月ごとのCT、半年ごとの上部内視鏡検査……。
手術の後遺症も辛かった。
本当にいろいろあったな。
がんになったことで、自分の看護について、これほどまでに考え、打ちのめされ、涙したことも、忘れてはいけない貴重な経験。
も一つ、ブログでは語らなかったことがある。
それは今年、大学院を修了し、看護学の博士号を取得したこと。
多くの人に支えられてとれた博士号。
そして、相変わらず、原発不明の状態。
だからこそ、今後は、この学びを活かして、患者さんとその家族を支えて行けるよう頑張りたい。
心からそう思う。
最後に、この一年、わたしと同じように闘病されている方からの励ましのお言葉に、どれほど癒され、不安が和らいだことか。本当にありがとうございました。
来年もお互いによい年でありますように。