
「幻夜」
最近
ヒロインの美冬役を深田恭子ちゃんが演じるとの事で
ニュースになってましたね

東野圭吾さんの本はわりと読んでいて
20冊位は読んでるかな・・・
その中で「白夜行」は数年間に読んだけれど
こちらは読んでなかったので
姉妹作品と聞いて楽しみにしてました

白夜行は怖かった。
幻夜も・・・怖かったです。
物語、最初から最後までドロドロしてて暗い。
まさに、浮かんでくるイメージは 夜、闇・・・です。
それでも、鋭くもスピーディな展開に
怖いもの見たさのはらはら感満載で
さすが東野圭吾さん作品、
長編なのに飽きる事なく一気に読めてしまいます。
とても面白いと思う。
私は夜、独りで読んでいてちょっと怖くなっちゃいました。
でも気になってやめられない止まらない。

美しいヒロインの美冬がぞっとする恐ろしさ。
ヒロインに追いつめられていく主人公(雅也)の心情はわかりますが
美冬の心情は全く解りません。
彼女は一体どこに行こうとしているのか。。
まわりの人々が、彼女を疑わしいとか恐ろしいとか思いつつ
魅了されて巻き込まれて行く。
魔性の女を通り越して恐ろしい女性です。
雅也は苦悩を抱えて生きているけれど
人間味があり
脆くも強くもたくましくもある程度のしたたかさもある
どこかにいそうな男性としても映ります。
(もちろん、とんでもない様々な事をやらかしちゃってるのですが)
もっとも、東野圭吾さんの作品の男性は素敵だな
と思うことしばしば。
しかし皆が皆、幸せな道を辿る事が出来ないのが切ない。
雅也に至ってはどうか・・・読んでのお楽しみ

美冬はともかく、登場人物それぞれ人間味があります。
しかし恐ろしい話です。
だから余計に切ないのかも。
これは期待を裏切らず面白いよ

最後が「えっ」という感じで。。。
しばらく余韻が消えません。。
