今日、母の初七日を迎えました。

もう1週間たつのか…と、
時の経つ早さに驚いております。

昨日は、お寺にお礼のご挨拶に伺って参りました。


緩和ケアの先生方、訪問医療の先生方
そして訪問看護の看護師さん達と家族で
しっかりとチームを組み、

息を引き取る前の一週間だけ
母の願いであった「家に帰る」を
実現出来ました。

母のリクエストする物を
私や夫が作って皆で食べ、
夜は私が母の隣で眠る。

夫をはじめ皆で支えあったから出来た
奇跡の一週間でした。

チームとして動く事を
今回本当に学ばせて貰いました。

1人で頑張ってはダメと分かっているはずなのに
気付くと1人で頑張り過ぎて
潰れそうになってしまう事も。

「緩和ケアは、患者さんだけだけでなく
ご家族のケアも含まれています。
何でも話して下さいね。

皆でチームとしてお母さんが少しでも楽に
最期を迎えられるように、
最後まで大切に時を過ごしましょうね」

この言葉に救われました。

「お母さんだったら、どうされますか?」
「お母さんだったら、喜びますか?」

迷うといつもこの言葉がかえってきました。

母だったらどうするか?どう選択するか?
母が望む最期の迎え方を
チーム全員で常に考えて行動したと思います。

なので、母が息を引き取った時には
悲しさ寂しさよりも、
母が苦しみから解放された安心感と
私自身の満足感に包まれました。

良い意味で
次にいこうと思える事が出来ました。


家で過ごした一週間
どんどん咲いて母を楽しませてくれた
ジャーマンアイリス。

結婚する時に祖母と叔父が
実家に咲いていた この花を持ってきてくれて
庭に植えてくれたと。

この花を母と一緒に見る事が出来て良かった。


弟達やそれぞれの家族とも
更に強い絆と尊敬の念が生まれました。

そして甘える事の必要性も学びました。

母が最期に学ばせてくれた
美しく凛とした生き方と

何よりも家族を大切に
平凡な日々を大切にする心を
私も受け継いでいきたいと思います。



さあ!
次に進もう!